この資格を持っている人は、食事や飲料に関するサービスのスペシャリストです。国家検定制度の一つで、ホテルやレストランのサービスに働く人達の知識や技術、地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法基づき毎年、学科試験と、学科試験合格者に実技試験が行われています。レストランサービス試験に合格すると、「レストランサービス技能士」と称することが認められます。

真心を込めて作られた料理は、真心がこもったサービスで提供され、初めて「商品」になります。調理とサービスは表裏一体、「サービス悪ければ命取り」と言われる程です。なのでこの資格を持っている人は、ホテル、レストラン、旅館、病院、給食施設等の、あらゆる料飲関係の仕事で活躍することができます。

西洋料理に使用される食材やワインやアルコール等飲料の基礎知識、宴会やレストランサービスの種類や内容、運営、準備。客席案内、注文、テーブルサービス、予約、解約、メニュー管理、などの他に施設管理知識や苦情、遺失物の取扱や食品や食品衛生、公衆衛生、労働安全衛生なども学びます。