嵯峨美術大学

日本画を学ぶ人には、日本の美意識への深い理解と、己を見つめる姿勢が問われ続けます。
その姿勢と精神性こそが、日本の美術を牽引し、世界で評価されてきました。

1000年以上前から受け継がれてきた画材・技法・画法を学びながら、美の真理と本質を探究する「日本画道」を極めます。
そして、その過程で多角的な表現力や人間力を身につけます。

油画や水彩画による描写や、版画や写真によるプリントなどのさまざまな表現方法を学びます。
従来の絵画・版画の範囲を超えてイラストレーション制作などにも挑戦しつつ、表現の可能性を知り、自分の世界を深めていきます。

アートを深く掘りさげると同時に、それをデザインワークに展開する方法や社会とアートの関係についても学びます。

「立体造形」と「陶芸」の2つの工房で学びながら、さらに工房を超えた複合的な表現が学べます。
立体造形工房ではさまざまな素材を使った彫刻策宇品、空間全体を使った作品などを制作します。映像、サウンドなどを媒体とした幅広い表現の可能性が広がります。陶芸工房では、器などの工芸的作品から大型の陶立体まで制作します。

長い歴史と豊かな自然をもつ京都の地で、創作活動に取り組み、感性と表現力を育みましょう。