東京基督教大学

東京基督教大学では、2021年度の4月に学科再編を行い、総合神学科5専攻（教会教職、グローバル・スタディーズ、ユース・スタディーズ、キリスト教福祉、神学教養）となりました。

全員が総合神学科に入学して1、2年で共通科目を学びます。3年次から5つの専攻に分かれるので、入学してから専攻を決めることができます。

■教会教職専攻
教会教職者（牧師、宣教師、伝道師など）への召しに応え、共に学び共に仕えることを目標とします。教会と世の現場を心に刻み、熱意と誠実をもって主の訓育を受け、破れ口に立つ者として派遣されることを目指します。

■グローバル・スタディーズ専攻
世界の痛みのあるところに神の愛と平和をもたらすために、異文化の人々と協働することのできる実践的な力をもった人を育成します。国内外の社会問題について多様な視点から分析し、創造的に発想しながら問題解決に向けて自ら行動することのできる力を養います。

■ユース・スタディーズ専攻
聖書的な「ユース・ミニストリー」（若者に仕える働き）の概念から展開される専攻です。ユース（思春期の若者）の心理的・社会的特徴に着目しつつ、彼らの全人格的な成長に関与することについて学びます。またゼミやインターンシップ等を通して経験を積み上げ、リーダーとなるための実践的スキルを身につけていきます。

■キリスト教福祉専攻
基礎的な聖書・神学の理解を土台に、キリスト教福祉の考え方と実践力を養う専攻です。特定の領域に縛られずに人々と共に生きる福祉のあり方、教会と福祉などのテーマを、介護、ソーシャルワーク双方から広く学び、将来のクリスチャン福祉ワーカーとしての働きに資するスピリット・知識と技術を培います。

■神学教養専攻
みなさんにとって天職（Vocation）とは何ですか？それぞれがキリストにある天職が何かを深め、それに応えていくための霊性、知性、実践力を身につけていきます。学部生共通の基礎的な神学の必修科目の土台の上に、卒業に必要な総単位数の約8割を様々な科目群の中から自由に選択することができます。それぞれの召命に合わせた履修が可能です。科目は英語でも日本語でも履修できます。