埼玉工業大学

井上准教授は大学で物理を学んできましたが、4年次に「自分の脳のことを、分からない(未解明な)自分の脳で考える」という恩師の言葉に刺激を受けて、生物、特に未解明の脳科学を学び、ニューラルネットワークなどの分野を研究し始めたといいます。
研究室では、人や生物を進化させてきた素晴らしい機能をコンピュータ上に再現させるなど、“生物”をテーマの核として生物が脳内で行う知的情報処理のメカニズムを追求し、それを実生活にフィードバックさせることも研究しています。
学生が成長していく姿を励みにしながら、脳の未知を解明し情報につなげる研究を続けています。

プロフィール
井上　聡(いのうえ さとる)
埼玉県生まれ　博士(工学)
電気通信大学大学院情報システム学研究科博士課程修了。
電気通信大学サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリ　COE研究員、民間企業でのシステムエンジニア職を経て、2002年より本学工学部情報工学科講師に就任。
2007年より情報システム学科講師。2010年より現職。

専門分野：ニューラルネットワーク、進化的計算アルゴリズム
担当科目：人工知能・基礎プログラム言語・プログラミング演習など

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