帝京平成大学

ホテル内の和食レストランで、サービスクラークとしてお客さまをお迎えしています。
「せっかく日本に来たから和食を楽しみたい」という外国人の方や、その他、接待やお祝いなど、お客さまの目的に沿って、快適なサービスを提供していくことが求められます。

高校生のとき、レストランのアルバイトで接客の楽しさを知り、質の高い接客が必要となるホテルや、もともと好きだった旅行にまつわる仕事を学ぶことができる、帝京平成大学（以下THU）の観光経営学科に入学しました。
ホテルで働きたいと思うようになったのは大学2年次の時です。イギリスのダラムに半年間留学（学内制度利用）していた際に、予約していたホテルがオーバーブッキングで、宿泊できなくなってしまいました。すると隣のホテルから1人のスタッフが出てきて、私の話を聞いてくれ、近隣の空いているホテルを探し、すぐに連絡して、私のために部屋を確保してくれたのです。
私は、そのホスピタリティに感動し「私もホテルスタッフになろう」と心に決めました。

「帝京平成大学デー」でイベントプロデュースに関わり、企画・運営をまるごと体験し、とてもよい経験になりました。
また、大学生活において、一番の思い出はやはり留学です。現地にも友達ができ、貴重な経験をたくさんできました。ダラムではわからないことばかりでしたが、現地の友達がいつも私に「どうしたの？」と、声をかけてくれたのです。それがどんなにうれしかったか。このときの経験は、今も私のなかに活きています。道端や、ホテルで困っている素振りの人がいれば、「どうしました？」といつも声をかけます。それは、その一言が人と人をつなぎ、その人とその場所との温かい関係を築くことを知っているからです。

座学でホテル学などの基礎知識を身につけ、学外実習やホテル、旅行会社のインターンでビジネスを学びました。ホテルで仕事をするうえで、特に勉強しておいてよかったと感じるのは、ホテル学です。基礎知識ゆえに、ホテル内では誰もが知っている内容として会話が展開されることも多く、とても役に立っています。