美容師の一日の流れを紹介!仕事内容ややりがい、役割による違いとは?

美容師・理容師 更新日 2022.06.01
美容師の一日の流れを紹介!仕事内容ややりがい、役割による違いとは?

目次

美容師の働く姿は、誰もが一度は目にしたことがあると思います。

メジャーな仕事である美容師ですが「どんな一日を過ごしているか」までは想像がつかないかもしれません。
そこで今回は「美容師の仕事の一日の流れ」について、詳しく紹介します。

美容師がやりがいを感じられる瞬間とは?


美容師は「人の容姿を美しくする仕事」と定義されています。

メインの仕事は一般的にイメージされるとおり、髪を切ったりセットしたりすることです。

しかし、美容師免許を持った上でスキルを磨けば、着付けやネイル、まつげエクステなど、他の施術もできます。

どの施術においても、お客様の容姿をより美しく仕上げるための高い技術が必要です。

美容師がやりがいを感じる瞬間


●施術後、お客様 に感謝されたとき
●自分の技術やサービスの成長が実感できたとき
●自分が考えたアイディアがお客様の希望とマッチしたとき
●普段出会えないような人と出会えたとき
●誰かの人生の節目に立ち会えたとき
●自分の感性やトレンドの知識を生かせたとき
●「もっと上達したい」と向上心を持ったとき


以上のように、長い下積みが必要だったり、体力が必要だったりと大変な一面もありますが、その分得られるやりがいは大きいです。

目の前のお客様を喜ばせることができれば、それまでの頑張りが報われます。
また、技術や感性を磨き、自分の手で表現できる範囲が増えれば、よりやりがいを感じられるようになるでしょう。

こうしたやりがいを得ながら、技術や知識を身につけることや、接客・施術の仕事を楽しむ姿勢が大切です。

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一日のルーティンをのぞいてみよう!


では、実際に美容師の一日の流れを紹介します。

今回は、美容院でスタイリストとして働く美容師と、アシスタントとして働く美容師の2つの例を紹介します。

スタイリストのルーティン例


●9:00 出勤、開店準備、朝礼
●10:00 店をオープン
●10:00〜19:00 接客・施術
●19:00 店をクローズ、最後の時間のお客様の接客
●20:00 閉店作業
●21:00 施術の練習
●22:00 退勤


一般的に美容師として働く人の多くは、店でお客様に施術を行うスタイリストです。出勤して準備を整えたら、店をオープンしてメインの仕事である接客・施術を行います。

サロンの美容師は営業時間が決まっているため残業はないように思われがちですが、閉店後に練習を行う場合もあります。

スタイリストとして働きながら腕を磨き続けることになるため、ハードな日も乗り越えられる体力が必要な仕事です。

アシスタントのルーティン例


●8:00 出勤、施術の練習
●9:00 開店準備、朝礼
●10:00 店をオープン
●10:00〜19:00 接客・施術サポート
●19:00 店をクローズ、最後の時間のお客様の接客
●20:00 閉店作業
●21:00 施術の練習
●22:00 退勤



スタイリストになるための練習を積む期間として、多くの美容師が経験するのがアシスタントです。

アシスタントは営業時間中、スタイリストの仕事を手伝ったり、接客やコミュニケーションをとったりして仕事を覚えていきます。

営業時間の前後はしっかりと練習時間を確保し、スタイリストになるための腕を磨くことが求められます。

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ルーティン業務をもっと詳しく解説!


次に、先ほどルーティンで登場した仕事や業務について詳しく解説します。

施術の練習


技術を磨き続けるための練習は、美容師にとって欠かせません。特にアシスタントにとってはスタイリストになるために重要で、多くの練習時間が必要です。

営業時間を避ける必要があるため、朝は早く出勤し、夜は遅く退勤する日々になるでしょう。またスタイリストにとっても、より技術の維持や向上のための練習時間が必要です。

閉店後は特に、スタイリストとアシスタントが合同で練習することもあります。
施術の練習は、美容師にとって重要なルーティンの一つであると知っておきましょう。

開店準備、朝礼


出勤したら、開店に向けて準備を整えていきます。

店内環境や必要な器具を整えたり、スタッフ同士で一日の流れを確認する朝礼を行ったりすることが多いです。

スタイリストの場合は、この間にどれくらい予約が入っているかを確認し、一日のスケジュールを把握しておく必要があります。

接客・施術・サポート


店がオープンしたら、お客様の要望に合わせて施術を行います。

カット、カラー、パーマ、スタイリングなど、内容は要望によってさまざまです。
休憩は空き時間に随時行いますが、予約がつまっている場合はうまく休憩が取れない場合もあるかもしれません。

また、アシスタントはスタイリストのサポートとして、シャンプー、ドライヤー、カラーリングやパーマなど施術の補助がメインになります。

手が空いているときは店内を清掃したり、練習したりして過ごすこともあるでしょう。

閉店作業


最後のお客様の対応が終われば、店を閉める作業を進めていきます。
清掃や片付け、終礼や翌日のスケジュールの確認などが行われる場合が多いです。

なお、閉店後に練習する場合は、閉店次第準備をして練習に入っていきます。

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経験年数とともに広がる美容師の仕事やキャリアとは?


こうした働き方以外にも、経験年数を積んだり、職場を変えたりすることで少し異なる仕事を任せられる場合もあります。

ここでは、美容院のアシスタント、スタイリスト以外の美容師の働き方や業務内容について簡単に紹介していきます。

ヘアサロン以外のビューティサロン


美容師免許を持っていれば、プラスで必要な授業を受けたり、資格を取ったりすればヘアサロン以外でも働くことができます。
●ネイルサロン
●エステなどの美容サロン
●着付け教室
●まつ毛エクステサロン


それぞれ、どんな施術を行うかがヘアサロンと大きく異なります。
しかし、営業時間以外に練習時間を取って技術を磨く必要がある点は、美容院と変わらないでしょう。

どの職場においても、しっかりと練習時間を確保することは欠かせません。

ディレクター、店長


美容院でスタイリストとしてのキャリアを重ね、実力が認められればディレクターや店長といった役割が得られることもあります。

ディレクターや店長になれば施術に加え、スタッフをマネジメントし店の経営に関わったりする仕事が加わります。

ヘアメイク事務所


スタイリストとしての経験と実力を積み、第一線で活躍したいと考える人はヘアメイク事務所に転職するのも一つです。

ヘアメイク事務所では、主に以下のような場面で仕事をします。
●雑誌、広告、CM、映画、ドラマなどの撮影現場
●ファッションショー
●ブライダル

一般的な美容院以上に、素早くクオリティの高い施術ができる技術が求められます。

その分、人と出会う機会が豊富であったり、大きなイベントや誰かの人生の節目に立ち会う機会も多いため、やりがいは大きいでしょう。

フリーランス美容師


フリーランス美容師とは、特定の店に勤める美容師とは異なり、個人事業主として複数の店と業務委託契約をして働く美容師のことです。

一つの店にしばられずに働けるため、施術のみが業務の中心となります。

その分、自分で集客できるよう 、営業やプロモーション活動などに力を入れることが求められます。

特定の店で実力をつけ、より自由な働き方をめざしたい場合は、フリーランス美容師という働き方も選択肢の一つです。

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まとめ


人の身だしなみを整えたり、美しくしたりする美容師は、社会にとって欠かせません。

接客業であり一日の仕事はハードですが、その分人とのかかわりも多く、たくさんのやりがいが得られる仕事です。

美容師をめざしている人は、この記事を読んで自分が美容師として働く姿をイメージしてみてください。

理想の美容師像に大きく近づくためにも、自分にぴったりな進路を見つけていきましょう。

読んだ人はこちらも記事も読んでみよう!
⇒美容師になるには
⇒美容系専門学校の学費について
⇒美容師の資格について
⇒美容師の就職先について
⇒美容師の気になる給料について

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