大学入試のしくみ

高校卒業後、どのような進路に進むか。皆さんは既に決めていますか。さまざまな選択肢がありますが、近年、大学に進学する割合が増え続けています。高校卒業者の48.1%(平成26年度学校基本調査:文部科学省)が大学に進学する時代となっています。
では、大学に入学するためには、どのような関門をクリアしなければならないのでしょうか。入試のしくみは複雑化していますが、大学入試の仕組みを知れば、自分の志望や得意科目に適した入試方法が見つかるはずです。

大学入試センター試験


まずは、センター試験(大学入試センター試験)です。一般入試で国・公立大学を目指す場合、ほとんどの大学がこのセンター試験と、各大学独自の2次試験を課し、合計得点の高い受験生が合格となります。また、センター試験を受験することで、私立大学の合否も判定することができます。私立大学のセンター試験利用入試と呼ばれるシステムで、私立大学の約9割に及ぶ大学が採用しています。

大学入試センター試験のしくみ


では、センター試験のしくみを紹介しましょう。毎年、1月の第3土・日曜日に2日間にわたって実施。国・公立大学の多くは5(6)教科7科目を課し、私立大学は3科目前後を課します。試験終了後、国・公立大学を目指す人は新聞などで発表される正解・配点を参照して自己採点を行い、得点に応じた出願大学(2次試験受験大学)を決めていきます。センター試験利用の私立大学は、センター試験受験前に出願しなければならない大学が多いため、受験後は合否を待つだけです(近年、センター試験の後、各私立大学の個別試験を課す大学が増加しているので注意が必要。定員が少なく、高倍率になることも要注意)。受験料さえ払えば、センター試験利用の私立大学は何校でも受験可能です。センター試験の問題は、高校で学習した内容から出題されますので、基礎的な問題で全問マーク選択式となっています。しかし、試験時間の割には問題数が多く、選択肢の小さな違いで悩んでいると、最後まで解けないケースも見受けられます。過去問で慣れておくことが重要です。

一般入試


次に一般入試について、詳しく紹介していきます。国・公立大学の場合、2次試験と呼ばれています。センター試験の後、前期日程・中期日程・後期日程の最大3大学への出願を決めます。前期日程は募集人数が多いため、第一志望校と考えるべきです。中期日程は公立大学が多く、募集人数は多くありません。後期日程も同じで、大学によっては後期日程を廃止している場合もあります。2次試験の問題はほぼ記述式で、文系学部は英語、理系学部は数学・理科を中心に1〜4科目を課すことが多いようです。

私立大学の一般入試は、3科目型が中心になっています。しかし、前述のセンター試験利用をはじめ、さまざまな入試方法があるので、自分の実力を最も発揮できる方法を選択してみましょう。ちなみに、私立大学で採用されているものとしては「全学部統一入試」、「得意科目重視型入試」、「試験日自由選択型入試」などがあります。受験者数が多いことから、選択式の問題が多いのですが、一部記述問題を含む大学も少なくありません。

推薦入試


続いて、推薦入試を見ていきましょう。全合格者に占める推薦入試での合格者数を紹介しておきます。国立大学は12.2%、公立大学は24.1%、私立大学では39.7%となっています。(平成26年度大学入学者選抜について:文部科学省)
推薦入試は原則として、高校の校長からの推薦が必要です。ですから、高校3年間の学業や各種活動での実績、成果が重要になります。学業の場合、評定平均が重視されます。国・公立大学への推薦を目指すならば4.0以上、私立大学であれば3.0〜4.0が目安。スポーツ・文化活動での推薦を目指すならば、全国大会出場または都道府県大会での上位入賞などが目安となります。また、「指定校推薦」と「公募推薦」の区分があることも覚えておいてください。

「指定校推薦」は、公立大学と私立大学が行っており、大学が指定した高校の在校生のみが該当します。「公募推薦」は大学が設定した出願条件を満たしていれば、どの高校に在籍していても出願可能です。出願後ですが、書類選考、面接、小論文などで合否を決める場合が多いようです。自分の得意分野を評価してもらいたい場合、「特定教科推薦」「スポーツ推薦」「課外活動推薦」「文化活動推薦」「有資格者推薦」などがあります。

AO入試


最後に紹介するのはAO入試です。国・公・私立大学で導入。国・公立大学の倍率は3倍前後、私立大学は2倍弱となっています。大学での学習意欲や個性、能力などを評価するもので、基本的に高校の校長からの推薦は必要なく、既卒生の出願を認めている大学も少なくありません。エントリー(出願)後、予備面接を行うケースが多く、その結果によってある程度、合否の感触がつかめることが多いようです。本出願した後は書類審査、面接、小論文、口頭試問などによって合否が決めていきます。

このように、入試形態は多岐にわたっています。苦手科目があっても勝負できる入試システムは必ずありますから、早めに調べておくことをお勧めします。入試の仕組みをしっかり理解して早く準備ができれば、受験に備えて集中して頑張ることができます。

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