お金がなくても大丈夫!働きながら学ぶ自力進学とは?

最近、専門学校や大学、短大などへ新たなスタイルで進学する方法が注目されています。「自力進学」と呼ばれ、奨学金や各種ローンに頼らず、学生自身が働きながら学費を支払っていくものです。これは、「ワークスタディ」とも呼ばれています。
この進学方法は、景気悪化や家庭環境の問題などにより、保護者に経済的なゆとりがない場合が想定されているものです。この制度を利用する学生の中には経済的な問題だけでなく、「保護者に学費を負担させたくない」というような自立心のある学生もいます。このコーナーでは、 “自力進学"について詳しくご紹介していきます。

夜間部に通って、昼間働く方法


自力進学を実践している学生は昼間働いていることが多いため、夜間部に通っているケースが多いです。夜間部は、年間の学費が昼間部に比べて割安になります。ただし、注意しなければならないのは、夜間部では1日当たりの授業のコマ数が限られてくるということです。そのため、就学期間が長くなるケースもあるので、トータルで見ると昼間部と費用がさほど変わらないこともあります。

学費について、歯科衛生士の専門学校を例に見てみると、昼間部では3年間のトータルの学費が300万〜350万円かかります。これが夜間部になると、250万〜300万円と2割近く安くなるケースもあります。ある都内の観光・サービス系(ホテル学科)では、1年次の学納金が昼間部1,541,00円に対して、夜間部820,000円と5割近くも安くなっています。しっかり探せば、夜間部がかなり低費用に設定されている場合もあるのです。

自力進学の特徴


自力進学では学費を自ら支払うため、昼間は社員として勤務してから、夜間に勉学します。学校側ではさまざまな配慮を行い、学生の負担を減らしてくれます。例えば3年間の学費が360万円かかるA専門学校では通常入学までの間に、入学金などで50万〜70万円ほどのまとまったお金が必要になります。1年次の学費が160万くらいになりますが、自立進学型学科では、入学金を含めて3年間の学費を月割りにすることで、負担を平均化する方法が多くとられています。

・就学年数3年=36カ月/360万円(トータル学費)÷36カ月=1カ月10万円

納める学費が月々で一定しているため、計算しやすく、無理のない資金計画が立てられます。勤務先では経験年数もないことから、ボーナス払いはできません。そのため、月々の給料の中から確実に学費を納入することが大切です。もちろん、収入によって36カ月を20カ月払いなどに短縮することも可能で利息もつきません。勤務先では学校在学中は高卒待遇ですが、卒業すると専門学校卒や大学卒などの待遇や条件に変更されます。

自力進学型学科の種類


自力進学型学科の種類は、主に次の3パターンになります。自分に合う最適なパターンで探して検討しましょう。

勤務先提携型


サービス系の専門学校では、同じ経営でホテルやリゾート施設などを展開しているケースが多く見られます。昼間は系列のホテルなどで勤務し、夕方から学校で学ぶパターンです。この場合、勤務先も専門学校も同じ経営ですので、学校行事やホテル事業など双方の連絡体制がスムーズになります。学びやすく働きやすいスタイルといえます。

就職先決型


資格取得を目的として働きながら学ぶスタイルです。例えば飲食業界に調理人として就職後、専門学校に通って調理師免許を取得するといったケースです。理容・美容業界では、免許がなければ独り立ちした仕事ができません。そのため、勤務先の会社や店舗などが学費を負担して、専門学校に通うことが少なくないのです。ただしいずれのケースも、会社と専門学校には関係性がない場合が多いです。

行政連携型


技術大国のドイツなどの欧州で採用されている、「デュアルシステム」という制度を参考にしています。日本では、厚生労働省と文部科学省が実施している職業訓練システムです。この場合、勤務状況も授業の一環として評価されます。企業や会社には行政からの補助金が出るので、人件費に充てることが可能です。専門学校、企業・会社、行政の三位一体で、学習と勤労の各環境が整っています。

自力進学を実現するには?


最も多い自力進学の「勤務先提携型」パターンを例に、申込方法をご紹介します。就職が伴うため、申し込みは通常の進学より早くなります。9〜10月に、各校が開催する進学説明会へ参加することが最初の関門です。ここで面談やヒアリングを行った後、専用のエントリーシートで申し込みます。学校側は受け入れ先の企業と調整をし、年明け後の2〜3月中に企業と面接を実施。さらに適性検査を受検後、勤務先が決定します。

勤務先提携型は希望者も多く、高校生なら3年春から本格的に動いても早すぎるということはありません。せっかく意欲を持っていても、初動が遅れると希望の職場へ就けなくなってしまうかもしれません。就職先の企業や会社の社員寮の入寮を希望するなら、もっと早く動いても良いでしょう。何よりも希望校に対して、いち早く自力進学型学科で入学する意思を表明することが大切です。

学費の負担をなるべく軽くしたいという人は、こうした制度が利用できるかを確認してみましょう。ベスト進学ネットではたくさんの学校を紹介しています。パンフレットの取り寄せもカンタンなのでベスト進学ネットをぜひ活用してくださいね。
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