保育士ってこんなに楽しい仕事なんです!◆教えて!てぃ先生!第3回◆
保育士
更新日 2017.11.22
目次
こんにちは!てぃ先生です。
前回の『保育士の現状と未来』は読んでいただけたでしょうか?「大変」と言われがちな保育士ですが、それだけではないこと、大きな伸び代がある仕事だということが分かってもらえたと思います。
⇒前回の記事はコチラ
今回は、『保育士の楽しさ』についてお話します。
保育士の「楽しい」は「やりがい」に直結することが多いと思います。例えば、子どもの成長を感じられる時などがそうです。『昨日まで○○ができなかった子が今日はできるようになった』、『ひとり遊びをしていた子が周りの子を巻き込んで遊ぶようになった』など、挙げればキリがないほど、子ども達の成長を感じる場面はたくさんあります。
皆さんはズボンを履くとき、どうやって履きますか?多くの方が片足で立ったまま、もう片方の足にズボンを通すのではないでしょうか。
では、子どもはどうでしょう?床に座り込んで履きます。座ったまま両足にズボンを通してから「よいしょ」と立ち上がり、ズボンを腰まであげるんです。
なぜ子どもは座ってズボンを履こうとするのでしょうか?子ども達にとっては、片足で立ったままズボンを履くというのが難しいからなのです。日々の遊びや運動をする中で、足腰の強さやバランス感覚を養い、身体の発達ができてようやく、片足で立ったまま履けるようになります。皆さんが「こんなの出来て当たり前だよ」と思うようなことこそが、子ども達にとっては大きなチャレンジであり、日々の成長なのです。
そういった子ども達の成長の一つひとつが、保育士にとっては「やりがい」ですし「楽しい」と感じるところです。出来なかったことが出来るようになった!その時の気分は最高なのです。
しかし、こういったことが出来るようになるためには、保育士の援助が欠かせません。「こうしてみたら履きやすいかもね」「ズボンあげるの手伝おうか?」などの声かけも必要です。それを子ども達が素直に受け取るためには、子ども達と保育士の信頼関係がとても大切です。ですから、ただ指示を出す、言うことを聞かせるのではなく、遊びの中から、あるいは何気ない会話やスキンシップの中から、保育士は子ども達との信頼関係を築いていきます。
入園当初は寄り付きもしなかった子が、気がつけば「先生、一緒に遊ぼう!」と誘ってくれたり、「先生のこと大好き!」と好意を言葉にしてくれたりなど、こういった子ども達との関係が築けた瞬間も「楽しい」や「やりがい」を感じます。
そんなことが日々たくさん起こる保育園。楽しくないわけがありません。楽しいと感じるためには、気持ちの余裕や考え方も大切ですが、皆さんには「保育士って楽しいな!」そう感じられる保育士になってもらいたいです!
⇒「てぃ先生」について詳しく知りたい方はコチラ!
前回の『保育士の現状と未来』は読んでいただけたでしょうか?「大変」と言われがちな保育士ですが、それだけではないこと、大きな伸び代がある仕事だということが分かってもらえたと思います。
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今回は、『保育士の楽しさ』についてお話します。
保育士の「楽しい」は「やりがい」に直結することが多いと思います。例えば、子どもの成長を感じられる時などがそうです。『昨日まで○○ができなかった子が今日はできるようになった』、『ひとり遊びをしていた子が周りの子を巻き込んで遊ぶようになった』など、挙げればキリがないほど、子ども達の成長を感じる場面はたくさんあります。
皆さんはズボンを履くとき、どうやって履きますか?多くの方が片足で立ったまま、もう片方の足にズボンを通すのではないでしょうか。
では、子どもはどうでしょう?床に座り込んで履きます。座ったまま両足にズボンを通してから「よいしょ」と立ち上がり、ズボンを腰まであげるんです。
なぜ子どもは座ってズボンを履こうとするのでしょうか?子ども達にとっては、片足で立ったままズボンを履くというのが難しいからなのです。日々の遊びや運動をする中で、足腰の強さやバランス感覚を養い、身体の発達ができてようやく、片足で立ったまま履けるようになります。皆さんが「こんなの出来て当たり前だよ」と思うようなことこそが、子ども達にとっては大きなチャレンジであり、日々の成長なのです。
そういった子ども達の成長の一つひとつが、保育士にとっては「やりがい」ですし「楽しい」と感じるところです。出来なかったことが出来るようになった!その時の気分は最高なのです。
しかし、こういったことが出来るようになるためには、保育士の援助が欠かせません。「こうしてみたら履きやすいかもね」「ズボンあげるの手伝おうか?」などの声かけも必要です。それを子ども達が素直に受け取るためには、子ども達と保育士の信頼関係がとても大切です。ですから、ただ指示を出す、言うことを聞かせるのではなく、遊びの中から、あるいは何気ない会話やスキンシップの中から、保育士は子ども達との信頼関係を築いていきます。
入園当初は寄り付きもしなかった子が、気がつけば「先生、一緒に遊ぼう!」と誘ってくれたり、「先生のこと大好き!」と好意を言葉にしてくれたりなど、こういった子ども達との関係が築けた瞬間も「楽しい」や「やりがい」を感じます。
そんなことが日々たくさん起こる保育園。楽しくないわけがありません。楽しいと感じるためには、気持ちの余裕や考え方も大切ですが、皆さんには「保育士って楽しいな!」そう感じられる保育士になってもらいたいです!
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