柔道整復師になるための準備

柔道整復師とは、医療系の国家資格で主に接骨院や整形外科に勤務し、骨折・脱臼・捻挫などの怪我に対し、整復・固定を施し手術をすることなく治療していく職業です。柔道整復師免許を取得するためには、国家試験に合格することはもちろん柔道整復師養成施設(専門学校・大学短大など)で勉強をする必要があります。どのような学校に入学し、どのような学生生活を過ごすかによって、卒業後の進路が決まると言っても過言ではありません。

現在、柔道整復師の養成施設は全国に100校以上ありますが、履修科目は決められているので最低限勉強する科目に関しては基本的にどの学校も同じです。しかし、学生にとって学びやすい環境が異なったり、柔道整復師と合わせて+αの勉強や資格が取得できたりなど各学校によって特徴があるので、後々のこともしっかりと考えて学校選びを行っていきましょう。

柔道整復師の学校


柔道整復師の学校の中には、実際に接骨院や整形外科のアルバイトとして勤務する時間を取りながら勉強することができるように授業時間を組んでいる学校があります(昼間部、夜間部など)。医療現場でのアルバイトと勉強を両立させるメリットとしては、施術者の補助を行いながら実際の現場の雰囲気や疾患を見られるということです。医療現場で患者様に直接触れることはできませんが、座学だけでは養えない経験を得られます。

さらに、職場によっては学校に通う学生の支援として勉強会を行ってくれるなど学生に優しい職場もあります。中には学生時代にアルバイトとして経験を積み免許取得後は、その職場で正社員として就職する方もいるほどです。学校とアルバイトの両立は大変ですが、収入を補いつつ実習を兼ねることができますので、時間を有意義に使うことができます。アルバイトをする必要がある人は、授業時間について確認すると良いでしょう。

柔道整復師の資格


次に柔道整復師の資格と合わせて他の資格が取得できるように、カリキュラムを組める学校です。ポピュラーなのは、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士など他の医療系の資格を取得します。これらの医療系国家資格の場合、柔道整復師と同じように3年以上学校に通い国家試験を受ける必要があるので、普通なら柔道整復師の免許を取得後、再び専門学校に通うため2つの資格を取得するためには約6年かかります。学費も2倍かかります。それが2つ同時に勉強するので半分の期間で取得することができます。学費は2倍にはならず減免されるケースが多いです。

同じ医療系の資格となるといくつか被る科目が出てくるので、別々に勉強するよりも一緒に行ってしまった方が頭に入りやすく勉強の効率も良いのです。短期間で複数の資格を取るので、勉強も忙しくなりますし学費もその分高額になりますが、たとえば柔道整復師と鍼灸師なら両方の資格保持者として就職の選択肢がぐっと広がります。さらには接骨院を自分で開業すれば鍼灸師の業務も合わせて行うことができるので治療の幅も対応できる患者様も広がります。

他には、各分野に特化するように特別なスケジュールを組んでいる学校です。例えば『スポーツ医学の知識を身につけ資格取得後はスポーツトレーナーとして就職しやすい』などです。スポーツトレーナーに強い学校を例にあげると、基本的な柔道整復師の勉強と合わせてテーピング固定の授業を多めに行い、トレーニング方法やスポーツ選手が怪我したときのリハビリに関する知識や技術の勉強をします。

また、教えてくれる先生が現役のスポーツトレーナーだったり、学校自体がスポーツの各分野に太いパイプを持っているので、卒業後にスポーツトレーナーとして働きやすくなるのです。これからどんな柔道整復師になりたいか、資格を取ったらどんな仕事に就きたいか明確なビジョンがある方は、それに沿った学校を探すのが良いでしょう。

柔道整復師の学生生活


柔道整復師の学校に入学した後の学生生活についても考えてみましょう。柔道整復師の学生生活の中では、授業と国家試験対策の勉強だけでなく臨床実習もあります。この臨床実習は、学校により内容は様々ですがある程度知識を得てから挑むものになりますので、卒業後にどのような進路を辿るか1つのターニングポイントになります。柔道整復師は、接骨院や整形外科、スポーツトレーナーや福祉業界など、活躍できる場はたくさんあります。例えば接骨院は肩こりや腰痛など慢性的な疾患を持った患者様が整形外科よりも多く来院する傾向があります。将来的に開業を考えている方は接骨院に実習に行くと良いでしょう。施術方法や技術はもちろん接骨院としての運営の仕方、医療保険の請求方法、経営方法なども学ぶことができるので、自分がどのような接骨院を経営していくか1つの参考になります。

整形外科では骨折・脱臼・捻挫などの急性外傷の患者様が多く来院する傾向があり、実際の疾患の症状、包帯・ギプスを使った固定方法、医療機器を使った施術方法、医院によっては理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など他の資格の業務も見ることができます。骨折や脱臼などの処置は医師か柔道整復師(応急手当のみ)しか行うことができませんが、理学療法などの他職種が持っている技術や知識を見ておくことはとても勉強になると思います。

学生のうちに実務経験を積んで就職後に生かすことも良いことですが、実際の現場では色々な患者様に対して施術を行うので、一般社会を知るためにあえて全く関係ない仕事経験を持つことも良いかもしれません。

柔道整復師のまとめ


いずれにせよ柔道整復師になるまでに大切なことは、免許取得後どのような道を進んで行くかまでをしっかり考えておくことです。自分の将来像が明確な場合はそれに合った環境が整っている学校を選び経験を積む、ただ漠然と資格を取りたい・柔道整復師になりたいと考えている場合は将来の進路が明確になるように考えることです。そのような準備をしっかり行えば柔道整復師になった後も、自分のなりたい未来に向かって悩まず突き進むことができるでしょう。

ベスト進学ネットには柔道整復師の学校が満載です。気になる学校には資料請求をして詳しいパンフレットを取り寄せてくださいね。
このページを友達に教えよう♪
  • 友達にメールを送る
会社概要
[運営]日東システム開発
[PR]学籍管理システム【infoClipper】
ベスト進学ネット