看護師になりたい高校生へ【病院や看護師について知ろう！】

看護師の種類や働き方はいろいろある!?

少子高齢化が進む日本で現状の医療・看護体制を維持していくためには、18歳人口の18人に1人が看護職を目指す必要があります。

看護師は需要がある一方で、将来なりたい職業で1位✨になるなど高校生に人気のある職業でもあります。

看護師といってもいろいろな種類、働き方があります。病院やクリニックにいる看護師のイメージが強いかもしれませんがそれだけではありません。

高校生のうちから看護師の種類や、なりたい看護師像を調べて考えておきましょう⭐

⇒看護学生が利用している就活ガイドで調べよう！

病院の種類を見てみよう

病院にいるおなじみの看護師でも、実際の仕事内容まで詳しく知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。看護師の多くは病院で働いていますが、病院の種類によっても働き方が変わってきます。

ここでは病院を「開設者」と「機能」に分けて解説していきます。

★開設者別

開設者とは、病院を開設し経営を行っている組織のことを指します。
開設者が異なると、病院や職員、来院される患者さまの雰囲気に違いが現れます。
大きく分けると、公立病院、公的病院、大学病院、一般病院の4種類に分けられます

★機能別

病院は機能によって役割が分担されており、提供する看護や患者さまとの関わりも変わってきます。
多くの病院が分類される一般病院のほか、地域医療支援病院や大学病院などに分類されます。

⇒開設者別、機能別による働き方の違いを見てみよう！

★医療機能別

患者さまに提供する医療や看護により、病院は高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4種類に分けられます。
病院というよりは病棟ごとに分けられるため、1つの病院でも複数の医療機能を持つ病院も多くあります。

⇒医療機能ごとの違いを見てみよう！！

看護師について知ろう！

「看護体制」と「看護方式」も、看護師の働き方や役割を決める指標になります。
この2つも病院というよりは病棟ごとに異なりますので、詳しく見ていきましょう。

★看護体制とは？

看護体制とは、病棟ごとの入院患者数に対して、何人の看護職員が配置されているかを表します。2対1、3対1、4対1、7対1、10対1など表記されます。


⇒2対1や10対1はどんな看護ができるの？

★看護方式とは？

看護方式とは、看護師が病棟において適切な医療や看護をどのように進めていくかを表すものです。
代表的な看護方式として、「チームナーシング」と「プライマリーナーシング」があります。この2つをもとに様々な看護方式が生み出されてきました。

⇒その他の看護方式の特徴を見てみよう！

★看護師の1日のスケジュール

常に忙しいイメージですが、おおまかな1日のスケジュールは決まっています。
実際の病棟看護師のスケジュールに沿いながら、どんな業務を行っているのか見てみましょう。

⇒看護師の1日 日勤編・夜勤編をみてみよう

看護師を目指す高校生へ

看護師という仕事は精神的にも身体的にもハードな面が多く、現実的に数年で辞めてしまう人が多い職業です。だからこそ、じっくり時間をかけて病院や看護について調べてみることが大切です⭐

厳しい現実がある一方、看護師は高校生が将来なりたい人気のある職業でもあります✨

「入院したとき看護師さんに親切にしてもらった」
「親が看護師として働く姿をみて自分もなりたいと思った」等なりたい理由はそれぞれですが、
看護師は人の役に立てる素敵な職業であることは間違いありません！


高校生のうちから、色々見たり聞いたりしながらじっくり考えてみましょう！

⇒看護学生が利用している就活ガイドで調べて、考えてみよう！