オープンキャンパスに行こうよ!5分でわかる「音楽業界」の仕事と音楽系専門学校の紹介
音楽・イベント・映像系
更新日 2016.01.07
目次
みなさんの進路選択の手助けをする「5分でわかる『仕事&専門学校』シリーズ」。
今回は「音楽業界の仕事」と「音楽系専門学校のオープンキャンパス」を紹介します。
ケント・・・高校2年生。こうと決めたら一直線な性格。デザイナー志望。デザイン系の専門学校に行くと決めている。
タカシ・・・高校2年生。オタク気質。ゲーム関連専門学校に惹かれつつも、医療系の学校も興味があり悩んでいる。
ミサキ・・・高校2年生。料理が好き。調理系の専門学校に行きたいと思っているが、将来の夢は具体的には決まっていない。
待ちに待った夏休み。高校生の3人は、ロックフェスティバル「THE BEST ROCK FESTIVAL」に遊びに来ました。
ミサキ「どのバンドもかっこいいねー!」
タカシ「やっぱり生演奏はいいよね!でも、ちょっと疲れたな。休憩しない?」
ケント「OK!じゃあ、『PA』の裏のあたりで休むか。」
タカシ「ケント、PAってなに?」
ケント「PAっていうのは、音響を管理するシステムのことだよ。ほら、あれ見てみ。」
ケントの指さす方向には、巨大なスピーカーやケーブルのつながった機械が置いてある空間「PA」があります。3人は、PAのそばに行ってみました。
ミサキ「うわー、Macを動かしてる人がいる。カッコイイ。何してるんだろう?」
ケント「あれでマイクや楽器の音を調節しているらしいぜ。音楽雑誌で見た。」
タカシ「迫力のある音を出すために、専門家が活躍しているんだね。」
ケント「そうそう。フェスを成功させるために、舞台裏でたくさんの人が働いているんだよな。」
ロックフェスティバルやライブの主役はミュージシャン。でも、その裏方で彼らを支えるために、たくさんの人が仕事をしています。たとえば、音響(PA)、照明、カメラマン、イベントスタッフ、ローディー(ミュージシャンの機材を運ぶ人)など。「音楽の仕事」といっても、たくさんの職業が存在するのです。
音楽業界の仕事の一例をあげてみました。
曲をつくる仕事です。作品の提供先は、アーティスト、TV番組、CM、ゲームなどさまざまです。
パソコンを使って曲をつくる仕事です。「初音ミク」はDTMのソフトとして有名ですね。
コンサート会場の音量や音響の調節をする仕事です。
CDやレコードを録音するときに音響の調整や録音をおこなう仕事です。
楽器をつくる仕事です。有名なアニメ映画にも「バイオリン職人」が登場していました。
フルートやトランペットといった管楽器を修理する仕事です。
ピアノの音階を調整や部品の調整などをする仕事です。
他にも、アーティストのマネージャーや、レコード会社のスタッフ、イベント会社のスタッフといった職業も。音楽関連の仕事はたくさん存在します。
ロックフェスティバルをきっかけに、音楽の仕事にも興味を持った3人。「音楽系専門学校」のオープンキャンパスを訪れました。ケントとタカシは、照明やPAの体験実習を受けたようです。
ケント「照明の実習楽しかったー!でも、超キツい!機材、めちゃくちゃ重いんだもん。」
ミサキ「かっこいい仕事だけど、意外に体力勝負なんだね。タカシ、PAの体験はどうだった?」
タカシ「すごく楽しかったよ!うちにもMacはあるけど、あんな使い方ができるんだなって感心した。パソコンとか機械が好きな人だったら絶対ハマるよ。」
ミサキ「そっかー。音楽の仕事って、とにかく『センス』が大事なイメージがあるけど……、2人の話を聞くと、それだけじゃないみたいだね。」
音楽業界の仕事といっても、求められる能力は職業によって変わってきます。高校生のみなさんは、自分がどの職業に適しているのか、専門学校でどのコースをとればいいのか悩むこともあるでしょう。ぜひオープンキャンパスに行って、体験授業を受けたり、先生や先輩に相談をしたりして、自分に向いているコースを探してみてくださいね。
3人は、音楽系専門学校の先生に話を聞くことになりました。先生は「ミュージックビジネス科」の講師をしながら、イベント会社に勤める業界人です。
ミサキ「先生はこの学校の魅力ってどんなところだと思いますか?」
音楽先生「この学校には色々な学科があるよね。だから、他学科の生徒とコラボができるんだよ。たとえばミュージシャン科の生徒が、照明やPA科の生徒に手伝ってもらって、ライブをすることもあるよ。」
学校によっては、学科を超えてライブや作品を作っているところも。卒業後の人脈作りにもピッタリですね。
タカシ「先生は、なんでイベント会社に入ったんですか?」
音楽先生「『ライブ』という場所をつくることに携わりたかったからだよ。みんなもライブに行くことはあるかい?」
ケント「はい。この間、3人でフェスに行きました。」
音楽先生「どんなところが楽しかった?」
ミサキ「アーティストの演奏もよかったですけど、みんなでおしゃべりしたり、知らない人とも音楽やアーティストの話ができたのが楽しかったです。」
音楽先生「そう!そこなんだよ。いいライブやフェスには、たくさんの人が集まる。音楽を通して、新しい出会いや、コミュニケーションが生まれるんだ。僕はそれがライブの魅力のひとつだと思うし、たくさんの人にそういう場所を提供したいと思っているんだよ。」
ケント「先生……、カッコイイ!」
タカシ「みんなの心に楽しい思い出を残せる仕事って、やりがいがありそうだなー。」
みなさんも、音楽の話題で友だちと盛り上がった経験はあるのではないでしょうか。人々に出会いやコミュニケーション、楽しい気分をもたらす「音楽」。音楽の仕事に就いてみたい!と思ったら、まずはオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょう?
ベスト進学ネットには音楽系専門学校がたくさん掲載されています。音楽系専門学校のオープンキャンパスに参加すれば、楽しい体験や新しい発見があるはずです。音楽のことをもっと好きになったり、詳しく知ったりすれば、音楽を仕事にしたくなるかもしれませんよ!
今回は「音楽業界の仕事」と「音楽系専門学校のオープンキャンパス」を紹介します。
【登場人物の紹介】
ケント・・・高校2年生。こうと決めたら一直線な性格。デザイナー志望。デザイン系の専門学校に行くと決めている。
タカシ・・・高校2年生。オタク気質。ゲーム関連専門学校に惹かれつつも、医療系の学校も興味があり悩んでいる。
ミサキ・・・高校2年生。料理が好き。調理系の専門学校に行きたいと思っているが、将来の夢は具体的には決まっていない。
ロックフェスティバルを支える人たち
待ちに待った夏休み。高校生の3人は、ロックフェスティバル「THE BEST ROCK FESTIVAL」に遊びに来ました。
ミサキ「どのバンドもかっこいいねー!」
タカシ「やっぱり生演奏はいいよね!でも、ちょっと疲れたな。休憩しない?」
ケント「OK!じゃあ、『PA』の裏のあたりで休むか。」
タカシ「ケント、PAってなに?」
ケント「PAっていうのは、音響を管理するシステムのことだよ。ほら、あれ見てみ。」
ケントの指さす方向には、巨大なスピーカーやケーブルのつながった機械が置いてある空間「PA」があります。3人は、PAのそばに行ってみました。
ミサキ「うわー、Macを動かしてる人がいる。カッコイイ。何してるんだろう?」
ケント「あれでマイクや楽器の音を調節しているらしいぜ。音楽雑誌で見た。」
タカシ「迫力のある音を出すために、専門家が活躍しているんだね。」
ケント「そうそう。フェスを成功させるために、舞台裏でたくさんの人が働いているんだよな。」
ロックフェスティバルやライブの主役はミュージシャン。でも、その裏方で彼らを支えるために、たくさんの人が仕事をしています。たとえば、音響(PA)、照明、カメラマン、イベントスタッフ、ローディー(ミュージシャンの機材を運ぶ人)など。「音楽の仕事」といっても、たくさんの職業が存在するのです。
音楽業界の仕事を知ろう
音楽業界の仕事の一例をあげてみました。
作曲家
曲をつくる仕事です。作品の提供先は、アーティスト、TV番組、CM、ゲームなどさまざまです。
DTMクリエイター
パソコンを使って曲をつくる仕事です。「初音ミク」はDTMのソフトとして有名ですね。
PAエンジニア
コンサート会場の音量や音響の調節をする仕事です。
レコーディングエンジニア
CDやレコードを録音するときに音響の調整や録音をおこなう仕事です。
楽器職人
楽器をつくる仕事です。有名なアニメ映画にも「バイオリン職人」が登場していました。
管楽器リペアマン
フルートやトランペットといった管楽器を修理する仕事です。
ピアノ調律師
ピアノの音階を調整や部品の調整などをする仕事です。
他にも、アーティストのマネージャーや、レコード会社のスタッフ、イベント会社のスタッフといった職業も。音楽関連の仕事はたくさん存在します。
照明やPAの実習授業を受けてみよう
ロックフェスティバルをきっかけに、音楽の仕事にも興味を持った3人。「音楽系専門学校」のオープンキャンパスを訪れました。ケントとタカシは、照明やPAの体験実習を受けたようです。
ケント「照明の実習楽しかったー!でも、超キツい!機材、めちゃくちゃ重いんだもん。」
ミサキ「かっこいい仕事だけど、意外に体力勝負なんだね。タカシ、PAの体験はどうだった?」
タカシ「すごく楽しかったよ!うちにもMacはあるけど、あんな使い方ができるんだなって感心した。パソコンとか機械が好きな人だったら絶対ハマるよ。」
ミサキ「そっかー。音楽の仕事って、とにかく『センス』が大事なイメージがあるけど……、2人の話を聞くと、それだけじゃないみたいだね。」
音楽業界の仕事といっても、求められる能力は職業によって変わってきます。高校生のみなさんは、自分がどの職業に適しているのか、専門学校でどのコースをとればいいのか悩むこともあるでしょう。ぜひオープンキャンパスに行って、体験授業を受けたり、先生や先輩に相談をしたりして、自分に向いているコースを探してみてくださいね。
音楽の仕事の魅力って?「業界人」の先生から話を聞こう
3人は、音楽系専門学校の先生に話を聞くことになりました。先生は「ミュージックビジネス科」の講師をしながら、イベント会社に勤める業界人です。
ミサキ「先生はこの学校の魅力ってどんなところだと思いますか?」
音楽先生「この学校には色々な学科があるよね。だから、他学科の生徒とコラボができるんだよ。たとえばミュージシャン科の生徒が、照明やPA科の生徒に手伝ってもらって、ライブをすることもあるよ。」
学校によっては、学科を超えてライブや作品を作っているところも。卒業後の人脈作りにもピッタリですね。
タカシ「先生は、なんでイベント会社に入ったんですか?」
音楽先生「『ライブ』という場所をつくることに携わりたかったからだよ。みんなもライブに行くことはあるかい?」
ケント「はい。この間、3人でフェスに行きました。」
音楽先生「どんなところが楽しかった?」
ミサキ「アーティストの演奏もよかったですけど、みんなでおしゃべりしたり、知らない人とも音楽やアーティストの話ができたのが楽しかったです。」
音楽先生「そう!そこなんだよ。いいライブやフェスには、たくさんの人が集まる。音楽を通して、新しい出会いや、コミュニケーションが生まれるんだ。僕はそれがライブの魅力のひとつだと思うし、たくさんの人にそういう場所を提供したいと思っているんだよ。」
ケント「先生……、カッコイイ!」
タカシ「みんなの心に楽しい思い出を残せる仕事って、やりがいがありそうだなー。」
みなさんも、音楽の話題で友だちと盛り上がった経験はあるのではないでしょうか。人々に出会いやコミュニケーション、楽しい気分をもたらす「音楽」。音楽の仕事に就いてみたい!と思ったら、まずはオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょう?
ベスト進学ネットには音楽系専門学校がたくさん掲載されています。音楽系専門学校のオープンキャンパスに参加すれば、楽しい体験や新しい発見があるはずです。音楽のことをもっと好きになったり、詳しく知ったりすれば、音楽を仕事にしたくなるかもしれませんよ!
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