【大学】総合型選抜試験はあっという間にやってくる!

願書入試 更新日 2022.05.26
【大学】総合型選抜試験はあっという間にやってくる!

目次

総合型選抜ってご存じですか?


総合型選抜では、受験生が提出するエントリーシートなどのほか、論文・面接・プレゼンテーションによって意欲や適性、能力を総合的に評価します。

2021年度入試より、AO入試は「総合型選抜」という名称に変わりました。

総合型選抜の大きなポイントは、「大学が求める学生を選抜する」という点です。
そのため、本人の意欲・熱意をアピールすることが最も重要です。

また、大学は『どのような学生に入学してほしいか』をアドミッションポリシーとして掲げています。

面接などを通して、人物を評価することによって、このアドミッションポリシーに合致する人物かどうかを選抜するのが総合型選抜です。
この点は旧AO入試と変わりはありません。

アドミッションポリシーとは?


総合型選抜は、大学の方針と受験生の希望とのマッチングを重視する入試のため、「アドミッションポリシー」という形で、どんな学生を求めているかを示しています!

例えば、「課題を発見し、解決する力」「他人と協働する力」「主体的・自律的に行動する力」など、「どんな力をもっていてほしいか」や「将来像」などが記載されています。

志望大学・学部・学科によりアドミッションポリシーは様々ですので、事前の確認が必要です。


総合型選抜の選考方法について


基本は書類選考&面接&小論文ですが、選考方法は大学により様々なので必ずチェックしましょう!

以前のAO方式では書類審査や面接のみという大学も多かったですが、文部科学省の「多面的・総合的に評価・判定する」という方針から、選抜方法も多様化しています。

小論文やプレゼンテーション、資格・検定試験の成績、大学入学共通テストを課すなど、選考方法も内容も大学によって異なるので、必ず確認しましょう。

◆書類選考タイプ◆

国公立大学や難関大学に多いパターン。
選考方法としては、小論文やレポートを課したり、志望理由や自己推薦書などの長文の課題を与えて、その内容に基づいて面接するという内容のため、受験者の負担が大きい形式。



◆面接・対話タイプ◆

私立大学に多いパターン。
エントリーや正式な出願を通して、複数回の面談・面接を行うため、学力面より人物評価がメイン。
勉学意欲、志望動機などを重視する。



◆実技試験タイプ◆

入試プログラムの中に、模擬授業やセミナー、実験などが含まれ、その参加が出願条件となる。
それにともない、レポート・課題提出などを行う。
学部によっては、実技や作品提出が課される。



総合型選抜のスケジュールを把握しましょう!


総合型選抜の出願時期は9月1日以降と定められています。

しかし、細かな日程は大学によって様々で、スケジュールについても志望校をしっかりチェックしましょう!

また総合型選抜一択だとリスクもあるので、その他の選抜試験の併願も視野に入れて計画を立てておきましょう。


総合型選抜メリット、デメリット


○メリット
・学力に自信が無くても入学のチャンスがある
・クラブ活動などの頑張りをアピールできる
・年内に入学が決定することも可能
・模試の偏差値や判定以上の大学に入学できる可能性がある

×デメリット
・不合格だった場合、一般選抜が準備不足となるリスクがある
・小論文など準備に時間がかかる
・行きたい学校でもアドミッションポリシーが合わなければ難しい
・原則として専願となる(※一部併願を認めている大学も有り)



総合型選抜を受験する際にやるべきこと!


総合型選抜は大学により選考方法など様々なのが、分かってもらえましたでしょうか。

募集要項が出る時期も大学によって違うので、オープンキャンパスへ行き確認しましょう!

特にレポートを提出したり、研究発表を行ったりする試験の場合は、準備に時間がかかります。受験勉強と並行して進められそうか、スケジュールを管理することも大切です!

また、その他の選抜より出願時期が早いため、早期に大学情報を集めて、志望校を選択する必要があります!


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