高等学校卒業程度認定試験を知っていますか?

その他のまとめ 更新日 2017.09.04
高等学校卒業程度認定試験を知っていますか?

目次

高等学校卒業程度認定試験について


皆さんは「高等学校卒業程度認定試験」という試験を聞いたことがあるでしょうか?

昔は大検と呼ばれていた試験で、この試験に合格すると高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められ、大学・短大・専門学校の受験資格を得ることができます。

「高卒認定試験」と呼ばれていることも多いこの試験ですが、合格すると就職や資格試験の受験にも活用できるのです。

ここでは、「高等学校卒業程度認定試験」の特徴や試験のメリットをご紹介します。

この試験の時期と利用している人



高等学校卒業程度認定試験は、年に2回(8月と11月)試験が行われています。高校を卒業していないなど様々な理由の方が次のステップに進む為に利用しており、毎年約3万人が受験しています。

受験資格としては、
・16歳以上になる大学入学資格のない人
・高校・中等教育学校・高等専門学校・専修学校高等課程などを卒業していない人
が対象となります。

中卒で働いている人、高校を一度中退した人、高校に通っていたがなんらかの事情で通えなくなってしまった人、が大学や専門学校への進学、高校卒業を考える際に役立つ試験です。その中でも、中卒の方・高校を中退した方が高等学校卒業程度認定試験を利用している率が高いです。

高校で単位が足りない人におすすめ


様々な理由で在学中の高校に通えていない人にも、この試験はおすすめです。合格科目を高校等へ申請することにより、単位として認定を受けることもできるからです。

実際に、病気により学校へ通えず単位が足りなくなってしまったため、高等学校卒業程度認定試験で単位の足りない科目に合格して高校へ申請し、単位として認めてもらったといった例もあるようです。

ただし、単位としての認定の判断は学校長の判断となりますので、希望される場合は、受験前に学校に確認するのが良いでしょう。

高等学校卒業程度認定試験のメリット



この試験の特徴の一つとして、1回の試験で高等学校合格に必要な全ての科目に合格する必要がないことがあげられます。1度試験に合格した科目はずっと免除され、そのまま貯めることができるので、数回の試験に分けて必要な科目の合格を貯めて、高等学校卒業認定試験の合格を達成する方もいます。

高等学校卒業程度認定試験ですが、ある調査では44.8%の方が大学や短大、専門学校への進学を考えて利用しています。23.4%の方は来年の大学、専門学校、短大への受験を準備する為に受けているようです。合計すると実に、68.2%の方がこの試験の合格を機に進学をしたい考えているようです。

中卒や、高校中退、高校在学しているが通学できておらず単位が厳しい…などを理由に進学や将来の夢をあきらめている方は、この試験を一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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