作業療法士の学校で学ぶこと

リハビリの専門職として有名なのは理学療法士ですが、実は作業療法士の学校に進学すれば理学療法士と同じような学習をすることになります。なぜならこの二つの職種は解剖学、生理学、運動学、病理学、といった医学の知識が前提として必要だからです。ですから、リハビリ業界に関心がある場合は理学療法士だけでなく、作業療法士について知っておいて損はありません。

そこで今回はリハビリ業界に興味があるみなさんの為に、作業療法士の学校で学ぶことについてお伝えします。

リハビリ専門職になる為に必要な解剖学


作業療法士はリハビリの専門家です。学校生活の間に医療で必要な知識はかなり幅広く学ばなければなりません。大学であれば4年間、専門学校に進学したとしても3年〜4年かけて学ぶことになるので、その総量は相当なものになります。その中でも解剖学は、最も重要な学習科目の一つとなります。何故なら解剖学とは人体の身体の構造を学ぶ学問ですが、この解剖学の知識が作業療法として仕事をしていく上で欠かせないものだからです。

例えば、作業療法では、治療の一環として、患者さんに陶芸を指導するケースがあります。リハビリで陶芸を行うにも、患者さんの筋力を含めた身体の状態を把握しなければなりません。そして何故リハビリで陶芸が必要なのか医学的な根拠が必要となるのです。そのベースとなる知識が解剖学なのです。解剖学の知識を上手く身につける為には筋肉や骨の名称を覚えるだけでなく、筋肉が人体の骨にどのように付着しているのかを理解しなければなりません。そして筋肉の作用は一つではないので、他の筋肉とどのように絡み合っているのか、様々な作用を理解しなければなりません。もしこの理解ができていないままリハビリをしてしまったら、かえって患者さんが体を痛めてしまうことになりかねません。ですから作業療法士の学校では解剖学が避けては通れない科目なのです。

道具を活用した作業療法


作業療法の授業は楽しいと感じるものも多いのではないでしょういか。例えば、絵画を書くことや、園芸療法、陶芸、手先を使って小道具をつくるようなことが実際の授業では行われます。小学校の図画工作の授業と似たような雰囲気の授業もあるのです。そういった作業をしていく中で、集団コミュニケーションから心理的な変化を感じ取ることや、今どの筋肉に負荷がかかっているのか等を理解していくのです。この授業の良いところは、実際に作業療法士として働くイメージが掴みやすいところです。作業療法を自分自身が体感して、その効果を実感していれば、より確信を持った作業療法が提供できるのです。こうした道具を活用した授業は他のリハビリ専門職である理学療法士や言語聴覚士の学校ではほとんど学ばない科目なので、作業療法を学んでいる人ならではの授業です。

評価実習と臨床実習


4年生の学校に進学していた場合、3年目に評価実習、そして4年目には臨床実習が行われます。3年生の学校であれば、2年次に評価実習、3年次に臨床実習となります。この実習が、作業療法士の学校の学生生活の中で最もハードな時期だと言えるでしょう。評価実習は約3週間、臨床実習は7週間程度が2回行われます。この実習がはじめるまでに、2年間ないし3年間で学んだ知識をしっかりと身につけておくことが大前提となるのですが、その準備がしっかりと出来ていたとしても、実習はハードなものになる覚悟はしておいた方がいいでしょう。ほぼ毎日何かしらレポートや報告書の提出が求められるので、実習中の睡眠時間は普段よりもかなり少なくなる可能性があります。実際に徹夜しなければ作業量的に間に合わない量の課題が与えられる場合もあるので、体力的な大変さがあります。こういった厳しい実習もありますが、ここを乗り越えて国家試験に合格すれば晴れて作業療法士の国家資格を取得できるのです。

ここまで作業療法士の学校で学ぶことについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。作業療法士に関わらず、こういったリハビリの学校で学ぶことはそのほとんどが実務に直結するものです。そういった意味では作業療法士の学校で学ぶことで無駄なことはほとんどありません。学校での勉強は量も多く大変なこともありますが、医療系の学校で学ぶ人は国家資格を手にして現場に出るという夢に向かって頑張っています。作業療法士のことをしっかり理解して、将来の夢や希望を具体的に描いていれば、きっとあなたも頑張ることができるでしょう。

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