医療系のお仕事平均年収ランキングと医療系専門学校の種類

専門学校 更新日 2022.12.14
医療系のお仕事平均年収ランキングと医療系専門学校の種類

目次

一言に「医療系専門学校」と言っても、医療に関する分野は「看護」「歯科衛生」「理学・作業療法」などたくさんあります。

気になる収入は、医療系の仕事の多くは国家資格(免許)が必要な仕事のため、同世代ならば平均してやや高めになります。実績を重ねれば高収入も夢ではありません。

ここでは、医療系の専門学校の種類と、医療系専門学校卒業後の平均年収ランキングを紹介します。


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医療系専門学校の種類



文部科学省の学校基本調査2017年度(速報)によると、専門学校の学生数は約58万8000人。そのうち、医療分野の専門学校に通う学生が約17万7000人で、最多の約30%を占めます。不況でも就職に強い国家資格を取得する職業のため、医療系専門学校は安定した人気があるというのが特徴です。

【看護師】
診療の補助や患者さんのさまざまなサポートを行います。
【歯科衛生士】
歯科診療の補助や患者さんのお口のケアを行います。
【歯科技工士】
入れ歯や歯の詰め物などの作成を行います。
【理学療法士】
リハビリによって運動的な機能回復や維持を行います。
【作業療法士】
リハビリによって日常生活に必要な動作を訓練します。
【柔道整復師】
骨折・打撲・捻挫・脱臼などの治療を行います。
【はり師・きゅう師】
鍼やお灸を使って痛みなどを和らげる治療を行います。
【あん摩マッサージ指圧師】
指圧やマッサージによって痛みを和らげる治療を行います。
【救命救急士】
消防などで救急患者の救命処置を行います。
【臨床検査師】
病院などで患者の血液や細胞などの検査を行います。
【診療放射線技師】
レントゲン撮影や放射線治療などを行います。
【臨床工学士】
検査や手術などに必要な医療機器の操作やメンテナンスなどを行います。

これらの分野は、全て国家資格です。そのため、免許がなければ仕事ができません。有名な資格もあれば、あまり馴染みのないものもあると思いますので、この機会に覚えておきましょう。また、学校や学科の設置状況によって分野は異なるので注意が必要です。

どの資格も医療の現場では欠かすことのできない非常に重要な仕事なので、医療系の専門学校を目指す人はとても多いです。

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卒業後の平均年収ランキング



医療系専門学校を卒業すると、病院や介護施設などさまざまな医療機関へ就職する学生がほとんどです。最大の強みは、資格保持者でなければ務まらない仕事に就ける点です。もちろん、収入面も安定している傾向にあります。国税庁が2016年に発表した民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収は420万円です。これを基準に、医療系の一部の分野の平均年収を比較してみましょう。

ランキング形式でご紹介しますが、勤続年数や男女、勤め先、能力によっても異なりますので、あくまで参考程度にご覧ください。

医療系職種の平均年収
1.診療放射線技師:約524.1万
⇒年代別平均年収

2.看護師:約490万円
⇒年代別平均年収
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

3.臨床検査技師:約475.04万円
⇒年代別平均年収

4.歯科技工士:約434.06万円
⇒年代別平均年収

5.理学療法士:約418万円
⇒年代別平均年収
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

6.歯科衛生士:約392.87万円
⇒年代別平均年収

(平成28年賃金構造基本統計調査 きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)

医療系の職種は日本の平均年収と同じかやや上回っていますが、歯科衛生士と歯科技工士はこれを下回ります。しかし、結婚して離職する女性が多かったり、勤続年数が短かったりすると平均を押し下げる要因になりますので、一概には判断できません。医療系の職種は上位資格の取得でさらに高収入につながる可能性もあり、看護師の上位に位置する保健師や助産師を取得すると、さらに年収があがる傾向にあります。また、独立・開業することで1,000万円以上の年収を稼ぐ接骨院や治療院もあるのです。どの職種でも同じことがいえますが、やはり各自の仕事への取り組む姿勢によって、収入も大きく変わってきます。

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大学卒と専門学校卒の差


専門学校を卒業して就職する際、最初に目の当りにする「差」は賃金です。例えば専門学校卒業者の初任給が18万円とすると、大卒で20万円、高卒だと逆に16万円ほどになることが多いようです。就職情報誌や求人サイトなどを参照にすると、実情がよく分かると思います。

医療系の職場では、専門学校卒で仕事に励んでいる人たちも大勢います。しかし、大学卒の人たちが昇進には有利な場合もあるでしょう。例えば医療系の専門学校の多くは3年ですが、大学は4年になります。1年分の勉学の中には、組織管理などマネジメントに関する単位もあります。実力はどうであれ、職場では広い学識が評価ポイントになることもあるでしょう。採用側としても、いずれ管理ポストについてほしいという期待は大きいかもしれません。

ただし、専門学校卒は大卒に比べて1年早く、経験を積めるのが強みです。金銭的にも自立しており、スタートダッシュで積極的に技術を身につけることで大卒者とのさまざまな差を縮めることが可能です。働き始めた当初は、大卒者との差を感じることはあるかもしれません。しかし、キャリアを重ねていけば徐々にその差を解消することもできます。

医療の仕事は新しい治療法や技術がどんどん開発されていくので、就職した後も新しい知識を身につけるために勉強が必要です。こうした新しい知識を積極的に身につけられるかどうかで、その後の活躍も変わってくるでしょう。

大卒か専門学校卒かというよりも、実力を評価する職場も多いです。いかにその仕事を頑張ってキャリアを積み、医療に関する勉強を続けながら。職能を高めていくかが大切なポイントになっていくと思います。

医療系専門学校で目指せる資格の種類や年収などをご紹介しましたが、いかがでしたか?

この職種は収入だけでなく、患者さんからの『ありがとう』という感謝の言葉をやりがいに感じる人も多いようです。医療系専門学校に進学することでやりがいを見つけられると良いですね。ベスト進学ネットには医療系の専門学校がたくさん掲載されています。医療系の仕事に興味がある人は、下記のリンクからベスト進学ネットで学校に資料請求をしてみましょう。もっと医療系の仕事がわかりますよ!

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