高校生はオープンキャンパスでここを見て来て欲しい!ある高校の進路指導・ヨシハラ先生のアドバイス
進路の選び方
更新日 2015.12.04
目次
大学短大・専門学校の普段の様子を見ることができない高校生にとって、学校の中を見学し、設備や授業内容をわかりやすく説明してもらえる貴重な機会がオープンキャンパスです。ここではオープンキャンパスをより有意義なものにするためにアドバイスをお伝えしたいと思います。
まず、そもそも何の目的でオープンキャンパスに行くのか、ということです。『特に考えていないが少し見に行ってみよう』という程度から、『第一志望として絶対にそこに行くんだ』という意気込みで参加する高校生もいて様々だと思います。より有意義なオープンキャンパスにするためには目的意識をしっかり持つことが大切です。
目的意識を持つためには見るべきポイントを押さえておく必要があります。オープンキャンパスでどんな点を見たいと思いますか?あまり明確に答えられない人も多いと思いますので、ここで実際にオープンキャンパスに参加することを想像しながら一緒に学校へ行ってみることにしましょう。
最寄り駅に着いたら学校までの道にどんな店があるのかを見ながら行きましょう。数年間は通う道です。コンビニや飲食店、本屋などはあった方が何かと便利ですね。通学経路の雰囲気も見てみましょう。夜遅くなっても真っ暗にならない道なのか、安心して通えそうな街の雰囲気なのかなど確認しておきたいですね。
学校に着いたら見学ツアーなのか、模擬授業を受けられるタイプなのか、自由行動かによって行動が変わります。特に見学ツアーは学校の主要部分を楽に見て回ることができるので良いでしょう。
ですが、一番重要なのは建物でも学生食堂でも模擬授業でもありません。それはなぜか?どこのオープンキャンパスでもそうですが、訪れた高校生には自分の学校の良い部分を見せたいのです。そのときには建物は掃除され、案内役は親切丁寧で、模擬授業には高校生に当たりの良さそうな授業を行う。もちろん高校生向けの学校案内ですから、それはそれはすばらしい説明をしてくれます。
つまり、そういったところ(建物や案内役、模擬授業など)は良いように見せることが可能なので、実はあまり参考にならないのです。それをわかっていない高校生は、その説明を受けて「なんて良い学校だ、入学したい」と単純にそう思います。過去にそう言ってきた高校生を数多く知っています。
では、一番見てほしいのはどこか?それは『普段の学生の姿』です。学校でオープンキャンパスをやっていても、一般の学生には関係ない場合もあります。学校の授業がない日に設定されていても、クラブや同好会、就職活動、事務手続きなどで学校に来ている学生は多く居ます。その『普段の学生の姿』を見てほしいのです。
学校の先生たちは良いように見せようとしていても、学生たちは「あくまでもいつもどおり」行動していることが多いのです。オープンキャンパスに関わっていない学生が、だらしない、言葉遣いが悪い、奇抜な服装ばかりなら残念ながらそちらが真実の姿です。
また、質問コーナーなどで質問や相談することができる場合も、職員に聞くのと学生に聞くのではまったく違う答えが返ってくることがあります。あくまでもパンフレットには良いことしか書いていない思って、本当に自分が気になることを聞いていきましょう。学生は職員たちの意に反して(?)素直に答えてくれたりします。
こうした質問や相談の際にも、高校生の質問に親身になって答えてくれない、学生自身が学校のことを良く言わないなどの時には少し注意が必要かもしれませんね。逆にしっかりと答えを受け止めて、親身になっていろいろなことを答えてくれる学生ばかりなら、安心して通える学校だと思います。
いかがでしたか?オープンキャンパスに参加する際は、説明や体験授業だけではなく、その学校の学生を見るようにしてみましょう。その学校の学生が生き生きとしてキャンパスライフを楽しんでいるようなら、きっと安心して通える学校なのでしょう。できるだけその学校の学生を見るようにして、できるだけいろいろと質問をして、自分にぴったりの学校なのか、安心して通える学校なのかを確認するようにしましょう。
その学校の学生に着目して、いろんな学校のオープンキャンパスにどんどん出かけてみましょう。いろいろな学校を見比べて、学校ごとの学生の違いについても見ていきましょう。
目的意識を持ってオープンキャンパスに参加しよう!
まず、そもそも何の目的でオープンキャンパスに行くのか、ということです。『特に考えていないが少し見に行ってみよう』という程度から、『第一志望として絶対にそこに行くんだ』という意気込みで参加する高校生もいて様々だと思います。より有意義なオープンキャンパスにするためには目的意識をしっかり持つことが大切です。
目的意識を持つためには見るべきポイントを押さえておく必要があります。オープンキャンパスでどんな点を見たいと思いますか?あまり明確に答えられない人も多いと思いますので、ここで実際にオープンキャンパスに参加することを想像しながら一緒に学校へ行ってみることにしましょう。
学校周辺の雰囲気をチェック
最寄り駅に着いたら学校までの道にどんな店があるのかを見ながら行きましょう。数年間は通う道です。コンビニや飲食店、本屋などはあった方が何かと便利ですね。通学経路の雰囲気も見てみましょう。夜遅くなっても真っ暗にならない道なのか、安心して通えそうな街の雰囲気なのかなど確認しておきたいですね。
学校に着いたらどこを見ればいいの?
学校に着いたら見学ツアーなのか、模擬授業を受けられるタイプなのか、自由行動かによって行動が変わります。特に見学ツアーは学校の主要部分を楽に見て回ることができるので良いでしょう。
ですが、一番重要なのは建物でも学生食堂でも模擬授業でもありません。それはなぜか?どこのオープンキャンパスでもそうですが、訪れた高校生には自分の学校の良い部分を見せたいのです。そのときには建物は掃除され、案内役は親切丁寧で、模擬授業には高校生に当たりの良さそうな授業を行う。もちろん高校生向けの学校案内ですから、それはそれはすばらしい説明をしてくれます。
つまり、そういったところ(建物や案内役、模擬授業など)は良いように見せることが可能なので、実はあまり参考にならないのです。それをわかっていない高校生は、その説明を受けて「なんて良い学校だ、入学したい」と単純にそう思います。過去にそう言ってきた高校生を数多く知っています。
一番見るべきポイントは?『普段の学生の姿』
では、一番見てほしいのはどこか?それは『普段の学生の姿』です。学校でオープンキャンパスをやっていても、一般の学生には関係ない場合もあります。学校の授業がない日に設定されていても、クラブや同好会、就職活動、事務手続きなどで学校に来ている学生は多く居ます。その『普段の学生の姿』を見てほしいのです。
学校の先生たちは良いように見せようとしていても、学生たちは「あくまでもいつもどおり」行動していることが多いのです。オープンキャンパスに関わっていない学生が、だらしない、言葉遣いが悪い、奇抜な服装ばかりなら残念ながらそちらが真実の姿です。
また、質問コーナーなどで質問や相談することができる場合も、職員に聞くのと学生に聞くのではまったく違う答えが返ってくることがあります。あくまでもパンフレットには良いことしか書いていない思って、本当に自分が気になることを聞いていきましょう。学生は職員たちの意に反して(?)素直に答えてくれたりします。
こうした質問や相談の際にも、高校生の質問に親身になって答えてくれない、学生自身が学校のことを良く言わないなどの時には少し注意が必要かもしれませんね。逆にしっかりと答えを受け止めて、親身になっていろいろなことを答えてくれる学生ばかりなら、安心して通える学校だと思います。
できるだけ学生の姿を見ることがポイントです
いかがでしたか?オープンキャンパスに参加する際は、説明や体験授業だけではなく、その学校の学生を見るようにしてみましょう。その学校の学生が生き生きとしてキャンパスライフを楽しんでいるようなら、きっと安心して通える学校なのでしょう。できるだけその学校の学生を見るようにして、できるだけいろいろと質問をして、自分にぴったりの学校なのか、安心して通える学校なのかを確認するようにしましょう。
その学校の学生に着目して、いろんな学校のオープンキャンパスにどんどん出かけてみましょう。いろいろな学校を見比べて、学校ごとの学生の違いについても見ていきましょう。
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