
専門学校を選ぶときに比較するべき4つのポイント!
しかし、「友達が行くから一緒に行く」や、「あまり明確な理由がなく決めてしまった」という人もいるかもしれません。このような形での進路決定はおすすめできません。
専門学校の選び方は、『比較する』ということが大切となります。
ここでは、専門学校を比較する時に見るべき4つのポイントをご紹介します。
まずは気になる専門学校のパンフレットを取り寄せよう

進路選びの最初の大きな第1ステップが資料請求です。気になる専門学校が見つかったら、できるだけ多くの専門学校を比較するために、できるだけ多くのパンフレットを取り寄せましょう。
目指す分野やエリアにもよりますが、できれば5〜10校は取り寄せてみましょう。ほとんどの専門学校のパンフレットは無料で取り寄せられますので、ベスト進学ネットをぜひご活用ください。
さっそく学校を探してみよう!
@ カリキュラムの中身は?
パンフレットが手元に届いたら、まずはカリキュラムの中身を確認してみましょう。
例えば音楽を目指す専門学校でも、楽器のプレイヤーがメインの場合もあれば、歌手や音響技術がメインの場合もあります。実際のカリキュラムの内容を確認すれば、どんなジャンルに力を入れているのかすぐに分かるはずです。
インターネットだけでは分からないこともあるので、専門学校のパンフレットを請求して、専門学校同士を比較することが大切です。
また、実習・実技が多いのか、それとも座学が多いのか。その割合は、専門学校によって異なります。「どんどん実習して経験を積みたい」と思っているならば、実習の多い学校を選ぶべきです。
しっかりと知識を身につけて自分の可能性を探りたいということであれば、幅広い勉強ができる学校を選ぶと良いでしょう。
カリキュラムの中身をチェックしたら、次はそれを教えている講師の確認です。現場の経験が豊富な講師がたくさんいる方がいいですよね。その業界で有名な講師がいれば、それだけ授業に力を入れている証拠にもなります。
でも、有名講師の中には年に数回しか授業をしないといったケースもあります。逆に有名ではなくても学生想いのすばらしい講師はたくさんいます。どのような講師陣であるかについても、いろいろな専門学校を比較するポイントとなります。
A 施設や設備は十分に揃っている?

実際のカリキュラムの内容を確認したら、次は施設や設備を調べてみましょう。これから通うことになる専門学校では、勉強に不自由なく充実した学生生活にしたいですよね。狭い教室や古い設備など、不便を感じる環境で学ぶことは避けたいでしょう。
設備が一昔前の物であれば、そこで得た経験がすぐに実践で役に立たない可能性があります。もちろん、得た経験や知識そのものが無駄になるわけではありませんが、例えば最新の機器の使い方を知らず、現場に出てから学び直す事態が考えられるのです。
専門学校の卒業生に対し、企業は即戦力になることを求めています。だからこそ、業界のプロフェッショナルも使用している最先端の設備が整った専門学校を選ぶことが大切です。
学生に対して十分な設備の数があることも大切です。実習や自習の際に順番待ちにならないようにしたいですね。最先端の設備がたくさん置かれている専門学校であれば、時代のニーズに合った最新の専門技術を学ぶことができるでしょう。そうした点を確認するためにも、いくつかの専門学校を比較することが大切なのです。
B 就職指導はしっかりしているか
専門学校でしっかりと学んだら、卒業後はいよいよプロの世界へ飛び込むことになります。基本的に、専門学校の就職率はとても高いです。これは専門学校と業界が強いパイプで結ばれており、学生を企業へ積極的に紹介している結果と言えます。しかし、いざ社会人として仕事に取り組むと考えると楽しみでもあり不安も感じるはず。そんな就職活動をサポートするのが就職指導です。
まずは、就職指導を行う担当者が学校に何人いるかチェックしてみましょう。もし学生がたくさんいるのに担当者がとても少ないということであれば、相談したいときに順番待ちが生じるかもしれません。その他にも、就職活動に関するアドバイスを積極的に受けられる環境かどうかも重要です。
よくあるのが、「学生がいつでも就職関係の資料を閲覧できる」というもの。しかし残念ながら、これは優れた環境というわけではないでしょう。今や就職情報はインターネットで調べる方がより多く、最新のものを得られます。大量に資料が置いてあるという点は、あまりメリットになりません。
肝心なのは直接相談できて、親身なアドバイスをくれる就職担当者が十分に在籍していることです。就職サポートがどのくらい充実しているかについても、専門学校同士を比較してみましょう。
C オープンキャンパスに行ってみよう!

パンフレットで興味の深い学校が絞れて来たら、次はオープンキャンパスに出かけてみましょう。多くの専門学校では、オープンキャンパスや1日体験入学などを実施しています。オープンキャンパスには最低でも1回、可能なら複数回参加して実際の学校の雰囲気を見てください。
パンフレットで学校の外観や施設の写真は見ていても、実際に行ってみなければ分からないことは山程あります。教室の広さや学校の雰囲気を肌で感じて、ここで長い学校生活を頑張れるのかと自問自答してみましょう。
その場に在校生がいれば、どのような雰囲気か観察してみるのも良いでしょう。あるいは学校内が清潔に維持されているかどうかも、毎日通う学校であれば大切なポイントです。オープンキャンパスでは在校生の先輩と話ができるチャンスもあります。どんな雰囲気の学校なのか質問したり、自分の気になっていることを相談してみましょう。在校生の先輩の違いについても、専門学校同士を比較してみましょう。
大切なことは複数の専門学校を比較すること
進路選びで大切なのは始めから1つの専門学校に絞るのではなく、複数の専門学校を見てみることです。
ベスト進学ネットでは、たくさんの専門学校を掲載していて資料請求やイベント申し込みも、カンタンに行うことができます。目で見て肌で感じたうえで比較すれば、どの専門学校がより自分にとって良い環境か分かるはずです。自分にぴったりの専門学校を見つけましょう。
パンフレットで比較しよう
更新日:2023/03/02
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