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診療放射線技師の仕事の種類について詳しくご紹介!

更新日:2015/12/28

診療放射線技師の仕事紹介

みなさんは「診療放射線技師(しんりょうほうしゃせんぎし)」という仕事を知っていますか?名前くらいは聞いたことがあるという人も身近にこの職種の人がいるわけではないでしょう。ほとんどの人はあまり詳しく知る機会がないかもしれません。

診療放射線技師とは病院などで放射線を使った検査や治療を行う国家資格を持った医療技術者のことです。ここでは、進学について考えている方の選択肢が1つ増えるよう、診療放射線技師について詳しくご紹介したいと思います。

診療放射線技師とは?



まずは診療放射線技師とはどのよう職種なのかを説明します。

放射線を扱う職業であることは職種名からわかると思います。多くの人は「放射線」イコール「エックス線」と思ってしまうかもしれませんが、実際は放射線といってもアルファ線、ベータ線、ガンマ線、電子線、エックス線などがあります。それらの放射線を医師または歯科医師の指示の下に人体に対して照射することを仕事とする者が診療放射線技師です。こうしたことは「診療放射線技師法」という法律で定められています。このように法律で定められている資格なので、診療放射線技師は国家資格なのです。

診療放射線技師は、元々は「診療エックス線技師法」として法律で施行されていたのでエックス線技師と呼ばれておりましたが、1984年からは「診療放射線技師法」に題名改正されて診療エックス線技師法が廃止されています。

診療放射線技師についての豆知識


診療放射線技師についての豆知識をここでいくつか紹介したいと思います。

まずは名称に関することですが、診療放射線技師のことをレントゲン技師と呼んでいる方が周りにいらっしゃるかもしれませんが、そのような呼び名は誤りですのでご注意ください。古い呼び名はエックス線技師で診療放射線技師が正式な名称です。ちなみにレントゲンとはエックス線を発見した博士の名前であり、エックス線写真を撮ることをレントゲン撮影と呼んだりもします。

次は、「放射線」と「放射能」の違いについてです。多くの方が「放射線」イコール「放射能」と思っていますが、放射能とは放射線を出す能力をもった物質のことなのです。つまりキュリー夫人が発見したラジウムや原発事故で漏れたセシウムなどがその放射能にあたります。その放射能物質から放射線がでているのです。原発事故により放射線に関する知識は身近になってきましたので、これらのことを知っていて損はないでしょう。

診療放射線技師の仕事内容



診療放射線技師の仕事内容についてについてご紹介します。昔は健康診断などでの肺のエックス線写真や病院での骨の写真を撮ったりが業務のほとんどでしたが、現在はかなり多様化しています。一般的な業務内容として、一般撮影、透視検査、CT検査、MRI検査、超音波検査、マンモグラフィー検査、SPECT検査、PET検査、放射線治療などが挙げられます。イメージしやすくなるよう1つずつわかりやすく簡単に説明していきたいと思います。

一般撮影


一般撮影とは、いわゆるレントゲン撮影のことで、エックス線を使用して肺炎や肺がんを判断するために肺の写真を撮ったり、人体のあらゆる骨の写真を撮って骨折の有無を判断したりします。

透視検査


透視検査とは代表的なのがバリウム検査で、胃をふくらませる薬を飲んでからバリウムという白い液体を飲んで行う胃がんを発見するための検査です。

CT検査


CT検査とは、丸い筒の中に患者さんが入ってエックス線を使用して人体の輪切り写真を広い範囲で撮っていくことができる検査です。

MRI検査


MRI検査とは、強力な磁場を使って体の断面を画像化できる検査であり、CT検査と違ってエックス線を使わないので被曝はないのですが、画像を得るのに時間がかかってしまう検査です。

超音波検査


超音波検査とは、極めて高い周波数の音波を使い人体の内部を観察できる検査であり、こちらもエックス線を使用していないので被曝がありません。妊娠されているかたが胎児の状態を観察する時によく行われる検査でもあります。

マンモグラフィー検査


マンモグラフィー検査とは、エックス線を使用して乳房を撮影して乳がんを調べる検査です。この検査は普及率が非常に高くなりましたのでほとんどの方がご存じだと思います。

SPECT検査


SPECT(スペクト)検査はあまり知られていない検査かもしれませんが、これは体内に投与した薬剤から放出される放射線を利用して画像を得るという検査です。認知症の検査に使われたりします。

PET検査


PET(ペット)検査とは動物のペットのことではなく、体内に投与した薬剤から放出される陽電子の性質を利用して画像を得るという検査です。この検査はがんの発見に特化した検査になります。

放射線治療


放射線治療は、がんの部位に対して集中的に放射線を照射してがんを消滅させていく検査です。

科学の進歩に伴った医療機器の発展によって診療放射線技師の業務は多様化しています。職場の規模や環境により携わる検査は異なりますが、これらのような専門的な業務を行うのが診療放射線技師の仕事になります。

いかがでしたか?診療放射線技師のことが少し理解できて来たでしょうか?

診療放射線技師は病院などで放射線を利用した検査や治療に携わります。診療で放射線を扱うことができるのは医師、歯科医師と診療放射線技師のみです。医療の高度化と多様化を支える診療放射線技師をあなたも目指してみませんか?

ベスト進学ネットには診療放射線技師の学校がたくさん掲載されています。気になる学校のパンフレットを取り寄せれば、もっと診療放射線技師のことがわかりますよ。

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