セラピストの資格の種類は?向いている人の特徴や民間資格を一挙解説!

スキルアップ 更新日 2022.11.24
セラピストの資格の種類は?向いている人の特徴や民間資格を一挙解説!

目次

ストレスの多い現代社会において、心や体のケアに注目が集まる中、セラピストの資格に興味を持つ人が増えています。転職を考える社会人や子育て中の主婦にとって、実生活にも生かせるセラピストの資格は非常に魅力的です。

この記事では、セラピストの資格の種類と、向いている人の特徴、民間資格の職種についてくわしくご紹介します。

セラピストとは?


セラピストの定義は「心理的治療をおこなう心の専門家」です。近年では、心や体のケアを通して「癒しを提供する」職業を「セラピスト」と呼んでいます。

セラピストの資格の種類は?


セラピストの資格には、非常に多くの種類があります。主なカテゴリーは以下の5つです。

1.ボディ系セラピスト


体に触れながら、ボディケアや美容を目的とした施術やカウンセリングを行うセラピストです。代表的な資格にエステティシャンやリフレクソロジストがあります。
医療行為は行わないため、国家資格は不要です。民間資格も必須ではありませんが、持っておくと顧客からの信頼度がアップします。

2.リラクゼーション系セラピスト


医療行為は行わず、リラクゼーションや美容に特化したケアを提供します。国家資格は不要で、カラーセラピストやアートセラピストなどの民間資格を取得すると開業や集客に有利です。
リラクゼーション系のセラピストは、顧客がリラックスできる非日常空間を演出しなければなりません。確かなリラクゼーションスキルと、カウンセリング力が必須です。

3.メンタルヘルス系セラピスト


人々を精神的な面からアプローチし、心理的な支援をするセラピストです。カウンセリング力や、セラピーの知識とスキルを習得する必要があります。
代表的な職業である臨床心理士や心理カウンセラーは、知っている人も多いのではないでしょうか。病院などの医療機関で働く場合は、国家資格である公認心理師か、大学院卒業が条件となる臨床心理士の資格が必要です。

4.医療系セラピスト


医療機関や介護施設などで治療やリハビリテーションを行うセラピストです。
医療行為が必要な現場のセラピストは、理学療法士や言語聴覚士といった医療系国家資格を持っていなければなりません。

5.その他のセラピスト


フードセラピストやハーブセラピストなどの「食」に関するセラピストも存在します。食物を通じての体質改善法や、リラクゼーションの提供が特徴です。

国家資格と民間資格に違いはあるの?


セラピストの資格には、国家資格と民間資格があります。何が違うのか疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。それぞれの特徴をまとめました。

セラピストの国家資格の特徴


セラピストの国家資格を取得するには、文部科学大臣か厚生労働大臣が認定する養成機関を修了しなければなりません。養成期間は3〜6年あり、卒業すると国家試験の受験資格が得られます。
実習や演習で実践的なスキルを習得できるメリットがある一方、働き始めるまでの年月の長さや、学費の負担などのデメリットも特徴です。

セラピストの主な国家資格は以下の通りです。
【セラピストの国家資格】
●理学療法士:医学的リハビリテーションのスペシャリスト

●作業療法士:病気やけがをした人の作業能力改善を支援

●言語聴覚士:ことばのコミュニケーションを支援するプロフェッショナル

●公認心理師:カウンセリングや心理療法をおこなう心理の専門家

●柔道整復師:外傷に対して早期回復のための整復・固定を施術

●鍼灸師:はりやお灸を用いて、体の治癒力を高める専門家

●あん摩・マッサージ指圧師:指圧・マッサージにより症状の緩和や改善を支援

セラピストの民間資格の特徴


セラピストの民間資格には、非常に多くの種類があります。民間資格を取得するには、まず発行している団体や協会を選ばなければなりません。

取得に必要な費用や受講期間は、発行団体によって大きく異なります。そのため、自分に合った団体を選ぶことが重要です。

各団体が定めた認定スクールを受講し、資格を取得すればセラピストとして活動できます。民間資格は通信講座も充実しており、忙しい社会人でも取得しやすいシステムです。
ただし、団体によっては数年おきに資格の更新が必要なケースがあります。事前によく調べてから、取得を検討しましょう。


セラピストに向いている人の特徴は?


セラピストはどのような人に向いているのでしょうか。主な特徴を3つ紹介します。

1.人と接することが好き


セラピストは人との関わりを楽しみ、話をじっくりと傾聴できる人に向いています。相手の話に耳を傾け、共感できるスキルを持っていなければなりません。

2.学び続けることが好き


新しい情報に敏感で、常に学び続けることが苦にならない人は、セラピストにぴったりです。流行や時代背景により、求められるケアが変わるため、常に学び続ける姿勢が大切です。

3.癒やされることが好き


自らも癒やされることが好きな人は、セラピストの仕事を楽しく感じられます。自分も好きだからこそ、相手が求めるケアが理解できます。

セラピストを目指すなら民間資格がおすすめ


仕事や家事育児に忙しい社会人がセラピストを目指す場合は、民間資格の取得をおすすめします。3つの理由をまとめました。

1.短期間で取得できる


セラピストの民間資格は、国家資格に比べて短期間で取得できます。国家資格の養成期間が3〜6年に対し、民間資格の受講期間は3〜12カ月が一般的です。時間のやりくりが大変な社会人に向いているルートといえます。

2.学費の負担が減らせる


セラピストの民間資格取得にかかる学費は、発行団体によって幅があるものの、国家資格に比べて非常に安価です。国家資格の養成機関では、卒業までに平均で300〜600万円かかります。それに比べ、民間資格は数万円〜数十万円。社会人にも負担しやすい額が特徴です。

3.さまざまな種類の資格を選べる


非常に多くの種類から、自分に合った団体やスキルを選べるのも、民間資格のメリットです。団体によって資格の特徴や習得できるスキル、アフターフォローや更新制度が異なります。

おすすめ講座の紹介


セラピストは、様々な手法や技術を用いて個々のニーズに合わせた癒しやサポートを提供し、人々の健康や心のケアを支援する専門家です。
インターネットを活用される方々を対象に、おすすめのセラピスト講座を何点か紹介いたします。これらの講座は、資格取得を目指す方々に対して複数の魅力的な特長があり将来のキャリアに役立つスキルの習得ができると思います。

おすすめ講座1: グローバルボディケア総合学院の【バリニーズトリートメント講座】


学校名: グローバルボディケア総合学院
講座名: バリニーズトリートメント講座
受講費用: 38,500円(通常価格77,000円の資格支援価格)
受講期間: 約8ヶ月間(標準学習期間:2ヶ月〜8ヶ月、延長可)
受講形式: 自宅学習(オンライン・通信・eラーニングを含む)
目指す資格・スキル: ボディケアセラピー / セラピー
注目ポイント:
グローバルボディケア総合学院では、バリニーズトリートメントという注目されているボディケア方法を学ぶことができます。老廃物の排出、痩せやすくなる効果、リラックス効果など、女性にとって嬉しい効果が期待できます。さらに、教材は動画形式で提供されるため、特徴的なハンドテクニックをわかりやすく学ぶことができます。通信講座なので、自分のペースで学習できる点も魅力的です。

おすすめ講座2: リカレントメンタルヘルススクールの【EAPメンタルヘルスカウンセラー養成コース】


学校名: リカレントメンタルヘルススクール
講座名: <教室受講クラス>EAPメンタルヘルスカウンセラー養成コース
受講費用: 396,000円(入会金、受講料、教材・実習費、税込)
受講期間: 約6ヶ月間(総時間:全62回/155時間、平日昼間部、平日夜間部、土or日集中の開講クラス)
受講形式: 通学
目指す資格・スキル: EAPメンタルヘルスカウンセラー資格(eMC資格) / メンタルヘルスケア / 心理カウンセリング / カウンセリング / 心理カウンセラー
注目ポイント:
リカレントメンタルヘルススクールでは、心理学やカウンセリングの基礎から専門性の高い講師による映像授業で学びます。初めて心理学やカウンセリングを学ぶ方でも効果的なカウンセリングスキルを習得できるため、学生や初心者にもオススメです。カウンセリングの実践スキルの授業では、講師から直接リアルタイムに学び、ロールプレイングなどの充実した実習を行います。さらに、急な予定が入っても安心なサポート制度も整っています。

セラピストの民間資格を一挙紹介!


セラピストの民間資格は数多くあり、選び方に迷う人も少なくありません。どの分野のセラピスト資格を選ぶかが、その後のワークスタイルを大きく左右します。今後の方向性を明確にした上で、自分に合った民間資格を選びましょう。

ボディ系セラピスト


●エステティシャン:美容のための痩身や矯正、毛穴除去などの施術を行います。
エステティシャンの講座はこちら

●リフレクソロジスト:足裏や手のツボを刺激し、血行促進や治癒力を高めます 。
リフレクソロジストの講座はこちら

●アロマセラピスト:アロマオイルの施術を行い、精神的なリラックスを促します。
アロマセラピストの講座はこちら

●ボディケアセラピスト:東洋医学の知識より、ツボの刺激や歪みの調整をします。
ボディケアセラピストの講座はこちら

●リンパセラピスト:リンパの流れを改善させるマッサージを行います。
リンパセラピストの講座はこちら

●カイロプラクター:骨格や背骨の異常を調整し、神経の働きを回復させます。
カイロプロテクターの講座はこちら

●シックネイルケアセラピスト:巻き爪などの異常な爪のケアと改善を行います。

リラクゼーション系セラピスト


●カラーセラピスト:色彩のもつ力を生かし、心や体を癒やす施術をします。
カラーセラピストの講座はこちら

●アートセラピスト:絵や工作などの芸術表現を使った心理療法を行います。
アートセラピストの講座はこちら

●ミュージックセラピスト:音楽療法を通じ、心と体のリラックスをうながします。

●アニマルセラピスト:動物との触れ合いの中で心を癒やすセラピーを行います。
アニマルセラピストの講座はこちら

●絵本セラピスト:絵本の読み聞かせを通じ心身のリラックス効果をうながします。

●園芸セラピスト:園芸や自然との触れ合いの中で、心を癒やすセラピーをします。

●クレイセラピスト:地中深く存在するクレイ(大地のエネルギー)を利用してリラクゼーションを行います。

メンタルヘルス系セラピスト


●心理カウンセラー:カウンセリングや心理療法により、悩みを軽減させます。
心理カウンセラーの講座はこちら


●産業カウンセラー:働く人の悩みや心身の不調に寄り添い、解決に導きます。

その他のセラピスト


●フードセラピスト:食べ物の問題を見直し、ストレスの原因を改善するセラピーをします。

●ハーブセラピスト:ハーブの持つ効能を理解し、リラックス効果や自然治癒力を高める施術を行います。
ハーブセラピストの講座はこちら

このように、セラピストの民間資格は、多種多様なニーズに合わせて、様々資格があります。
詳細をもっと詳しく知りたい方は、セラピストの資格を受講できるスクールも見てましょう。


自分に合ったセラピストの資格をみつけよう


この記事では、セラピストの資格の種類と向いている人の特徴、民間資格の職種について紹介しました。
セラピストについて正しく知り、自分に合った資格を選ぶことで、今後の方向性をイメージできるのではないでしょうか。学ぶべき事柄や、取得したい資格が明確になれば、目標に向かって大きな一歩を踏み出せます。
興味のある資格をみつけ、セラピストを目指して歩み始めましょう。


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