【2024年度版】国家資格の難易度ランキング!比較的簡単に取れる国家資格もご紹介!

スキルアップ 更新日 2024.07.10
【2024年度版】国家資格の難易度ランキング!比較的簡単に取れる国家資格もご紹介!

目次

🔍この記事で分かること
  • 将来のキャリア形成に向けて国家資格を取得したい!
  • 資格の難易度をあらかじめ把握して、自分が取得可能かを見極めたい!

国家資格は就職や転職に強いことが特徴的。

独占業務や設置義務がある資格なら、あなたのキャリア形成がよりスムーズになるでしょう。

そこで本記事では資格取得と学び直しを長年サポートしてきたベスト進学ネットが、数ある資格のなかでも国家資格に絞って資格概要をくわしく解説します!

合格率順に紹介しているので、あなたのレベルに応じた資格選びができるようになっています。

本記事を参考にしながら、キャリアアップの足がかりにしてくださいね!

国家資格難易度ランキング

本章では国家資格を合格率順に紹介していきます。

資格名 合格率 勉強時間 受験資格
1位 司法書士 4〜5% 3,000時間 なし
2位 不動産鑑定士 5〜6% 2,000〜4,000時間 なし
3位 中小企業診断士 3〜8% 1,000時間 なし
4位 社会保険労務士 6〜7% 1,000時間 あり
5位 弁理士 6〜9% 3,000時間 なし
6位 公認会計士 7〜11% 3,000〜4,000時間 なし
7位 一級建築士 10%前後 700〜1,500時間 あり
8位 行政書士 11〜15% 600〜1,000時間 なし
9位 宅地建物取引士 15〜17% 300〜400時間 なし
10位 税理士 15〜20% 4,000時間 あり

それでは1つずつ順番に確認していきましょう!

1位:司法書士

合格率 4〜5%
偏差値 76
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000時間

司法書士は法律系の国家資格です。

公官庁に提出する書類作成を生業にしています。

独占業務
  • 登記、供託手続の代理
  • 法務局に提出する書類の作成
  • 法務局長に対する登記、供託の申請請求手続の代理
  • 裁判所または検察庁に提出する書類の作成

難易度を引き上げている理由は主に2つです。

  • 学習範囲の広さ
  • 日常生活では触れることがない法律用語

出題範囲は民法や不動産登記法、民事訴訟法など11科目もあります。

実際に当事者になったことがなければ、はじめて見聞きする内容も多いことでしょう。

そのため暗記も理解も、十分な時間をかけなければ進めることができません。

司法書士に受験資格はないので、法律の専門家になりたい方はぜひ受験を検討してみてくださいね!

2位:不動産鑑定士

合格率 5〜6%
偏差値 74
受験資格 なし
勉強時間の目安 2,000〜4,000時間

不動産鑑定士は、不動産業界で最高レベルの国家資格です。

独占業務として定められているように、不動産鑑定士は土地の値段を決めることが主な役割。

土地の値段は売買額の参考値になったり、景気の指標になったりするほど大切な指標です。

そのため不動産鑑定士の仕事が社会に与える影響は大きく、やりがいを持って仕事に取り組めるでしょう。

試験は短答式と論文式の2つで実施されます。

例年の合格率

  • 短答式→35%前後
  • 論文式→15%前後

論文式は短答式合格者のみが受験でき、2つの試験をあわせた合格率は5〜6%です。

論文形式はあなたの知識を第三者に伝えるスキルが求められるので、専門講師から添削指導してもらうことが合格への近道といえます。

3位:中小企業診断士

合格率 3〜8%
偏差値 67
受験資格 なし
勉強時間の目安 1,000時間

経営コンサルタントに関する国家資格は、中小企業診断士の他にはありません。

仕事内容
  • クライアント企業の経営状況のリサーチ
  • 改善内容の提案、実施

他の国家資格のように、独占業務がないというデメリットがあります。

しかしその一方で、働ける業界に制約がないことは魅力的といえるでしょう。

たとえば金融機関やコンサルティング会社、地方自治体で働いている人がいます。

試験は1次試験(選択式)と2次試験(記述式、口述式)で、2つの試験をあわせた合格率は3〜8%です。

例年の合格率

  • 1次試験→35%前後
  • 2次試験→18%前後

試験科目は経済学など7科目もあり、年単位での学習計画を立てるのがベターです。

\資料請求(無料)/
中小企業診断士の講座をもっと探す

4位:社会保険労務士

合格率 6〜7%
偏差値 65
受験資格 あり
勉強時間の目安 1,000時間

社会保険労務士は人事・労務管理、年金に関する国家資格です。

就業規則や給与規定の作成をしたり、社会保険申請の手続きをしたりします。

企業と従業員の架け橋的な存在といえるでしょう。

独占業務として帳簿作成や手続き代行が定められており、将来の安定性が見込まれることも見逃せないポイントです。

また試験のハードルを上げる理由として、試験科目ごとに合格基準があることを覚えておいてください。

苦手科目を捨て、得意科目で点数を稼ぐことができないので、バランスよく勉強することが求められます。

社会保険労務士試験の受験資格は細かく規定されていますので、オフィシャルサイトで確認してみてください。

\資料請求(無料)/
社会保険労務士の講座をもっと探す

5位:弁理士

合格率 6〜9%
偏差値 75
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000時間

弁理士は法律系の国家資格です。

企業や個人が生み出した知的財産権を法律にのっとって保護する仕事をしています。

知的財産の例
  • 特許権
  • 意匠権
  • 著作権
  • 実用新案件

たとえば企業が発明した製品の特許申請をしたり、すでにおなじような商品が特許登録されていないかリサーチします。

ちなみに弁理士は前述したように法律に関する国家資格ですが、なにも法務部門や法学部出身の人だけが受験しているわけではありません。

というのも弁理士には法律以外の案件にかかわる専門知識を求められることもあるからです。

実際に工学部に在籍している筆者の知人は、「製品開発に法律面からも携わりたい!」という思いで弁理士の勉強をしていました。

6位:公認会計士

合格率 7〜11%
偏差値 77
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000〜4,000時間

公認会計士は、財務諸表の監査を独占業務としている国家資格です。

医師、弁護士にならぶ3大国家資格として知られていますね。

似たような資格として日商簿記や税理士がありますが、業務はまったくちがうので注意してください。

税理士 税務申告書の作成と提出の代行ができる
日商簿記 財務諸表をつくるための仕分けができる
公認会計士 財務諸表をチェックし、内容の信頼性を証明できる

合格までの勉強時間は最低でも3,000時間といわれています。

期間でいうと2〜4年はかかるため、独学では途中で息切れをしてしまうことも。

効率のよい学習をめざしているなら、スクール受講を検討してみるのが無難でしょう。

\資料請求(無料)/
公認会計士の講座をもっと探す

7位:一級建築士

合格率 10%前後
偏差値 66
受験資格 あり
勉強時間の目安 700〜1,500時間

一級建築士は建築関係の資格のなかで、最上位に位置する国家資格です。

  • 1級建築士
  • 2級建築士
  • 木造建築士

2級や木造建築士とちがい、どのような建物でも制限なく設計できることが特徴です。

就職先の選択肢も広がります。

たとえば建築事務所やハウスメーカー、地方公共団体で働いている人がいますね。

合格までには、学科と設計製図の2つの試験をクリアしなければなりません。

学科 設計製図 総合
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 合格率
令和5年 28,118人 4,562人 16.2% 10,238人 3,401人 33.2% 9.9%

参考:建築技術教育普及センター

また一級建築士には受験資格があるので注意をしてくださいね。

受験資格
  • 大学・短期大学・高等専門学校・専修学校等において指定科目を修めて卒業した者
  • 二級建築士
  • 建築設備士
  • その他国土交通大臣が特に認める者
\資料請求(無料)/
一級建築士の講座をもっと探す

8位:行政書士

合格率 11〜15%
偏差値 62
受験資格 なし
勉強時間の目安 600〜1,000時間

行政書士は依頼主と行政の橋渡しができる国家資格です。

独占業務
  • 官公署に提出する書類の作成
  • 権利義務に関する書類の作成
  • 事実証明に関する書類の作成

たとえば遺言書の作成や各種契約書の作成などを行います。

法律に関する国家資格のなかではハードルが低く、足がかりとして挑戦する人が多いのが特徴です。

そのため合格者数は多く、もっとも身近な法律の専門家といっても過言ではありません。

令和5年度 行政書士 司法書士
受験者数 46,991人 13,372人
合格者数 6,571人 695人

より日常生活に近いところで法律知識を活かした仕事をしたい人に、ぜひ検討してもらいたい国家資格です。

\資料請求(無料)/
行政書士の講座をもっと探す

9位:宅地建物取引士

合格率 15〜17%
偏差値 57
受験資格 なし
勉強時間の目安 300〜400時間

宅地建物取引士は、不動産業界になくてはならない国家資格です。

なぜなら宅地建物取引士には、「設置義務資格」と「独占業務資格」の側面があるから。

たとえば事務所に所定の人数の有資格者がいなければ業務ができません。

また試験勉強で学んだ知識が、金融業界で活かせることも見逃せません。

実際に宅地建物取引士の資格取得を推奨している企業は多く、「宅地建物取引士×ファイナンシャルプランナー」のダブルライセンスで活躍している人は大勢います。

ちなみに宅地建物取引士は、略して「宅建」の愛称で知られています。

\資料請求(無料)/
宅地建物取引士の講座をもっと探す

10位:税理士

合格率 15〜20%
偏差値 75
受験資格 あり
勉強時間の目安 4,000時間

税理士は企業や個人事業主から依頼を受け、税金の相談や書類作成などができる国家資格です。

独占業務の内容
  • 税務相談
  • 税務代理
  • 税務書類の作成

受験のハードルは合格率のわりに、決してやさしくありません。

というのも試験範囲が広く、勉強スケジュールが年単位におよぶからです。

たとえば1日3時間の勉強を毎日つづけたとしても、目安である4,000時間に到達するには4年近くかかってしまいます。

幸いなことに税理士試験は、科目別の合格制度が設けられています。

1科目ずつステップアップしていきましょう。

ちなみに受験資格は、学識・資格・職歴のように細かく設定されています。

国税庁公式サイトでチェックしてみてくださいね。

\資料請求(無料)/
税理士の講座をもっと探す

難易度の高い資格は独学が難しい資格が多いので、スクールがオススメ!

前章では就職や転職で有利になる国家資格を10コ紹介してきました。

この資格に興味がわいてきた!

あの資格を活かして仕事をしていきたい!

というように、前向きな気持ちになった人も多いと思います。

しかしながら資格の合格ハードルが高く、戸惑っている人が多いのも事実でしょう。

そのような人は、スクールの受講をぜひ検討してみてください。

プロ講師が手取り足取り教えてくれるだけでなく、合格まで最短距離で歩める独自カリキュラムを示してくれます。

途中挫折しそうになったときは、親身に相談にも乗ってくれます。

試験勉強は孤独との戦いと思われがちですが、だからこそ勉強仲間やコーチのような存在が見つかれば挫折を乗り越え安く、合格の可能性がグンとあがるものです。

独学にくらべ費用がかさんでしまうことは否めません。

ですがそれでもなお、スクール受講は検討してみる価値があります。

国家資格簡単ランキング

これまでは合格の難易度が高い順に国家資格を紹介してきました。

本章では反対に、合格率を基準にして簡単な資格を順番に紹介していきます。

資格名 合格率 勉強時間 受験資格
1位 ファイナンシャルプランナー3級 学科85%
実技85%(日本FP協会)
30〜100時間 なし
2位 介護福祉士 60〜70% 250時間 あり
3位 キャリアコンサルタント 45〜60% 250〜350時間 あり
4位 電気工事士 1類 or 2類による 1類 or 2類による なし
5位 ITパスポート 50%前後 100時間 なし
6位 基本情報技術者 45%前後 200時間 なし
7位 危険物取扱者 種類による 種類による 甲種のみあり

それでは1つずつ確認していきましょう!

1位:ファイナンシャルプランナー(FP)3級

合格率(日本FP協会) 学科85%
実技85%
偏差値 37
受験資格 なし
勉強時間の目安 30〜100時間

ファイナンシャルプランナーは、暮らしにまつわるお金の知識を体系的に学べる国家資格です。

試験範囲
  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

試験範囲をわかりやすくたとえると、社会保険労務士や税理士、宅地建物取引士などのより専門的な分野をつまみ食いしたような構成になっています。

3級はその導入的な位置づけで、早ければ1ヶ月程度で合格ラインに到達できる人も。

そのため国家資格デビューとしては打ってつけでしょう。

投資・節税など学んだ知識はあなたの生活にすぐ役立つものばかりなので、ぜひ検討してみてくださいね!

\資料請求(無料)/
ファイナンシャルプランナーの講座を
もっと探す

2位:介護福祉士

合格率 60〜70%
偏差値 45
受験資格 あり
勉強時間の目安 250時間

介護福祉士はケアワーカーとも呼ばれ、高齢者や障害者の身の回りのケアができる国家資格です。

介護現場ではご家族さまに介護指導をすることもあり、さまざまな場面でやりがいを見つけられるはずです。

また試験難易度は決してむずかしくなく、おなじ介護系資格である社会福祉士やケアマネージャーとくらべて合格率が高いことがわかります。

介護福祉士 60〜70%
社会福祉士 30〜40%
ケアマネージャー 10〜20%

高齢化がすすむ日本では、これまで以上に介護福祉士の需要が見込まれています。

介護施設だけでなく病院でも募集がかけられているので、働き方も柔軟に決められることでしょう!

ただし受験資格は誰にでもあるわけではないので注意してくださいね!

受験資格は4パターン
  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • EPA(経済連携協定)ルート
\資料請求(無料)/
介護福祉士の講座をもっと探す

3位:キャリアコンサルタント

合格率 45〜60%
偏差値 52
受験資格 あり
勉強時間の目安 250〜350時間

キャリアコンサルタントは、就職や転職希望者の悩みに対してアドバイスができる国家資格です。

ハローワークや大学のキャリアセンター、人材派遣会社で活躍している人が多いイメージですが、近年では一般企業の人事部で専門性を磨いている人も見かけるようになりました。

会社にしばられず、フリーランスとして働いている人もふえてきていますね。

個人のキャリアに影響を与える大きなやりがいを持ちながら、柔軟な働き方もめざしたい人はぜひ受験を検討してみてください。

\資料請求(無料)/
キャリアコンサルタントの講座をもっと探す

4位:電気工事士

第2種 第1種
合格率 学科60%前後
技能70%前後
学科40%前後
技能60%前後
偏差値 44 52
受験資格 なし なし
勉強時間の目安 100〜200時間 300時間

電気工事士は、その名の通り電気工事を行うために必要な国家資格です。

工事できる範囲によって1種と2種にわかれています。

1種 工場など大規模な施設、高圧電流が流れる電線の工事
2種 自宅のDIY、小規模な施設

とくにDIYレベルでも電気工事士の資格がなければ、DIYできないことが多いので注意が必要です。

たとえば寒い冬に部屋の気密性を高めるために、コンセントに気密カバーを取り付けたいとしましょう。

もしこのとき配線の抜き差しをしなければならないなら、電気工事士の資格が必要です。

このように電気工事士は身の回りの工事から大規模工事まで、ありとあらゆる場面で求められる資格です。

電気は生活に不可欠のライフライン。将来性も安心できます。

\資料請求(無料)/
電気工事士の講座をもっと探す

5位:ITパスポート

合格率 50%前後
偏差値 45
受験資格 なし
勉強時間の目安 100時間

ITパスポートは、その名の通りIT系の国家資格です。

「理系の人が取る資格なんだな」と思った人がいるかもしれませんが、実はちがいます。

実際はITリテラシーを高めたい社会人全般を対象にした試験です。

そのため試験内容はシステム開発ではなく、ITの基本知識や用語の理解に焦点をしぼっています。

あらためてお伝えするまでもありませんが、IT分野は世界中で注目をあつめている成長産業です。

IoT製品が急速に普及したり、AIが台頭したりしているのがよい事例でしょう。

DX化推進がトレンドになっていることもおなじです。

そのような状況下で、IT知識はもはやエンジニアだけのものではなくなってきました。

ITパスポートは文系の人でも手軽に手をつけやすい資格試験になっています。

とくに新社会人や大学生の方は、ITリテラシーを証明する資格として検討してみてください!

\資料請求(無料)/
ITパスポートの講座をもっと探す

6位:基本情報技術者

合格率 45%前後(新制度以降)
偏差値 49
受験資格 なし
勉強時間の目安 200時間

基本情報技術者は、エンジニアやプログラマーになるための登竜門として位置付けられている国家資格です。

実際に受験者層の多くは大学生や新社会人が占めており、取得を推奨している企業も少なくありません。

「2030年には国内デジタル人材が最大79万人不足する」といわれているように、IT人材の育成は企業はもちろん、国にとっても大きな関心事になっています。

基本情報技術者のあとは応用情報技術者や各スペシャリスト試験も用意されているので、キャリアアップの道筋をイメージしやすいことも魅力のひとつといえるでしょう。

\資料請求(無料)/
基本情報技術者の講座をもっと探す

7位:危険物取扱者

甲種 乙種 丙種
合格率 30〜40% 30%前後
(第4種)
60〜70%
(その他)
50%前後
偏差値 55 46〜48 43
受験資格 あり なし なし
勉強時間の目安 70〜80時間 40〜60時間 20〜30時間

危険物取扱者は危険物を取り扱うために必要な国家資格です。

危険物は1類〜6類に振り分けられ、取扱範囲によって甲種・乙種・丙種の3つの試験で区別されています。

甲種 すべての危険物
乙種 1類 塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類など
2類 硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウムなど
3類 カリウム、アルキルアルミニウム、黄りんなど
4類 ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油など
5類 有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物など
6類 過塩素酸、過酸化水素、硫酸など
丙種 引火性液体

乙種4類はガソリンや軽油を取り扱うために、とくに人気が高い資格です。

比較的カンタンな資格が多いので、独学も可能!

国家資格はむずかしそうだし、わたしにはムリかな...

このように思う人は多いかもしれませんね。

しかし本記事を読んでわかるように、国家資格といえど難易度はさまざま

年単位で対策が必要なものもあれば、1ヶ月で合格ラインに到達できるものもあります。

そのため国家資格の勉強をするときは、合格難易度にあわせて勉強方法を調整するのがよいでしょう。

勉強方法の例
  • 難易度が低い資格試験 → 独学
  • 難易度が高い資格試験 → スクール受講

独学で注意してほしいこと、それはテキストをいきなり丸暗記しようとしないことです。

試験はゲームのようなもの。

行き当たりばったりで行動するのも、ゲームクリアに影響しないクエストを一生懸命するのも効率よくありません。

試験もおなじで、出題傾向が決まっているため攻略法があります。

試験にほとんど出ないテキストの内容を必死に覚えても仕方ありません。

  • テキストをさらっと読み流す
  • 問題集を解く
  • まちがった内容をテキストで理解する

むしろ問題をどんどん解き、試験に即した勉強をするほうが得策でしょう。

まとめ

本記事では合格率を基準にして、国家資格の難易度ランキングと簡単ランキングを紹介してきました。

難易度ランキング

資格名 合格率 勉強時間 受験資格
1位 司法書士 4〜5% 3,000時間 なし
2位 不動産鑑定士 5〜6% 2,000〜4,000時間 なし
3位 中小企業診断士 3〜8% 1,000時間 なし
4位 社会保険労務士 6〜7% 1,000時間 あり
5位 弁理士 6〜9% 3,000時間 なし
6位 公認会計士 7〜11% 3,000〜4,000時間 なし
7位 一級建築士 10%前後 700〜1,500時間 あり
8位 行政書士 11〜15% 600〜1,000時間 なし
9位 宅地建物取引士 15〜17% 300〜400時間 なし
10位 税理士 15〜20% 4,000時間 あり

簡単ランキング

資格名 合格率 勉強時間 受験資格
1位 ファイナンシャルプランナー3級 学科85%
実技85%(日本FP協会)
30〜100時間 なし
2位 介護福祉士 60〜70% 250時間 あり
3位 キャリアコンサルタント 45〜60% 250〜350時間 あり
4位 電気工事士 1類 or 2類による 1類 or 2類による なし
5位 ITパスポート 50%前後 100時間 なし
6位 基本情報技術者 45%前後 200時間 なし
7位 危険物取扱者 種類による 種類による 甲種のみあり

国家資格は国が認めた一生ものの資格。

ぜひ本記事を参考にしながら、あなたにピッタリの資格を見つけてくださいね!

お役に立ちましたか?いいね&共有お願いします!
  • 友達にメールを送る
  • Twitterでツイートする
  • LINEで送る

講座をご紹介

関連するタグ

人気のタグ

タグの一覧へ

スキルアップの記事

スキルアップの記事一覧へ

今月の人気記事

カテゴリーの一覧

ページトップへ戻る
関連サイト
看護師になろう