【2024年度版】年収の高い資格ランキング!

スキルアップ 更新日 2024.07.18
【2024年度版】年収の高い資格ランキング!

目次

🔍この記事で分かること
  • 平均年収が高い国家資格を知りたい!
  • 学歴や年齢に関係なく、稼げる資格を知りたい!

今回は上記のお悩みにお答えします。

せっかく勉強して資格を取るなら、将来の年収があがりやすい国家資格を選びたいですよね。

日本は賃金水準が何十年もあがっていないので、当然の想いです。

そこで本記事では資格取得と学び直しを長年サポートしてきたベスト進学ネットが、年収の高い国家資格をランキング形式で徹底解説!

資格ごとに仕事内容やオススメの人にも触れているので、あなたにピッタリの資格がきっと見つかるはずです。

本記事を通して、あなたの努力が報われやすい国家資格を選んでくださいね!

年収の高い資格ランキング

国家資格を取得すれば、平均年収があがりやすいことが知られています。

平均年収が高い理由
  • 専門性の高さ
  • 需要の大きさ
  • 独占業務の有無

就職や転職を視野に入れ、資格取得を考えている人は多いことでしょう。

そこで本章では、平均年収が高い国家資格をランキング形式で紹介していきます。

資格名 平均年収 受験資格 偏差値
1位 司法書士 1121.7万円 なし 76
1位 弁理士 1121.7万円 なし 75
3位 中小企業診断士 947.6万円 なし 67
3位 社会保険労務士 947.6万円 あり 65
5位 公認会計士 746.7万円 なし 77
5位 税理士 746.7万円 あり 75
7位 行政書士 551.4万円 なし 62
7位 不動産鑑定士 551.4万円 なし 74
7位 キャリアコンサルタント 551.4万円 あり 52
7位 通関士 551.4万円 なし 59

※平均年収は厚生労働省jobtagを参考にしています。

各資格の項目では、令和4年分民間給与実態統計調査結果をもとに日本全体の平均年収とも比較しています。

どの資格試験にチャレンジするかの指標にしてくださいね!

1位:司法書士

平均年収 1121.7万円
偏差値 76
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000時間

司法書士の平均年収は、日本の平均年収458万円より663.7万円も高いです。

司法書士とは、法律ジャンルのなかでもトップクラスの難易度を誇る国家資格

そのため合格率は4〜5%と低く、毎年の合格者数が少ないことが高年収につながっています。

合格者数
令和5年度 695人
令和4年度 660人
令和3年度 613人

※参考:法務省ホームページ

肝心の仕事内容は、法務局・裁判所・検察庁に提出する書類を作成したり、手続きの代理を行っています。

独占業務として仕事が守られており、将来性も心配ありません。

働き方は司法書士事務所で働く方法と独立する方法の2つがあります。

とはいえ仕事には経験と人脈が必要なので、まずは勤務司法書士からスタートするのが無難でしょう。

オススメの人
  • 独立開業に興味がある人
  • 法律の専門家になりたい人

1位:弁理士

平均年収 1121.7万円
偏差値 75
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000時間

弁理士の平均年収は、日本の平均年収458万円より663.7万円も高いです。

弁理士の仕事は、著作権や特許権など知的財産を守ることです。

新たに生み出されるアイディアは企業・発明家にとって大切な財産のため、弁理士への需要が絶えることはまずないでしょう。

また弁理士の偏差値は75と高く、例年の合格者数が少ないことも平均年収の高さに影響を与えています。

合格者数
令和5年度 188人
令和4年度 193人
令和3年度 199人

※参考:特許庁ホームページ

資格保有者の男女比では、男性83%に対して女性は17%です。

※参考:日本弁理士会会員の分布状況

その背景として、特許申請をするときには科学技術など理系知識を求められることが多いことがあげられます。

実際に理系が最終学歴の人がおよそ8割も占めていますね。

オススメの人
  • 理系の人
  • 法律に興味がある人

3位:中小企業診断士

平均年収 947.6万円
偏差値 67
受験資格 なし
勉強時間の目安 1,000時間

中小企業診断士の平均年収は、日本の平均年収458万円より489.6万円も高い結果となりました。

中小企業診断士の主な仕事内容は、中小企業の経営分析と改善策の立案・実行です。

たとえば資金調達や事業計画のサポート、新規事業の開発支援を行ったりします。

中小企業診断士は経営コンサルティングに関する唯一の国家資格のため、過去にはビジネスパーソンが新たに取得したい資格No.1に選ばれたことも。

他の国家資格とちがって独占業務がないことに注意は必要ですが、それでもなお周囲に与える影響力は大きいといえるでしょう。

働き方では企業内診断士として働く人も、独立診断士として働く人もいます。

ただ全般的には、独立志向が強い人が多くいることは見逃せません。

中小企業診断士活動状況アンケート調査

※出典:「中小企業診断士活動状況アンケート調査」結果について

\資料請求(無料)/
中小企業診断士の講座をもっと探す

3位:社会保険労務士

平均年収 947.6万円
偏差値 65
受験資格 あり
勉強時間の目安 1,000時間

社会保険労務士も合格難易度が高いことから、平均年収は947.6万円と高い数字になっています。

主な仕事内容は、各種助成金の申請手続きや帳簿書類の作成、コンサルティング業務などさまざま。

労務問題やハラスメント問題が取り上げられることが多い昨今です。

企業と従業員の間に立って問題を解決できる社会保険労務士は、その存在感をますます大きくしていくでしょう。

また女性の社会保険労務士が増えてきていることも注目ポイントです。

社会保険労務士白書2023年版

出典:社会保険労務士白書2023年版

働く女性の悩みは、おなじ女性にしかわからないことも多いものです。

そのため女性の社会保険労務士が、今後さらに活躍できるだろうと期待されています。

オススメの人
  • 数字に強い人
  • 人事部で働いてみたい人
  • 労働・雇用問題に興味がある人
\資料請求(無料)/
社会保険労務士の講座をもっと探す

5位:公認会計士

平均年収 746.7万円
偏差値 77
受験資格 なし
勉強時間の目安 3,000〜4,000時間

公認会計士の平均年収は、日本の平均年収458万円より288.7万円も高いです。

仕事の内容は、企業の会計監査が中心。

独占業務になっているため、キャリア形成もスムーズに進みやすいといえるでしょう。

独立開業する人、監査法人で働く人、企業内会計士として活躍する人。

働き方は多種多様です。

受験資格もないため、資格取得のチャンスは誰にでも平等にあります。

「会計に興味があるし、将来独立にもチャレンジしてみたい!」という方は、ぜひ公認会計士の取得を検討してみてください!

オススメの人
  • 数字に強い人
  • 分析が得意な人
  • 経営や会計に興味がある人
\資料請求(無料)/
公認会計士の講座をもっと探す

5位:税理士

平均年収 746.7万円
偏差値 75
受験資格 あり
勉強時間の目安 4,000時間

税理士の年収水準は高く、日本の平均年収458万円より288.7万円も高いです。

税理士の仕事は、税務書類を作成したり税務代理をしたりすること。

独占業務として守られているので、将来性の心配はいりません。

働き方は大きく3つあります。

  • 税理士法人、会計事務所で働く
  • 一般企業で働く
  • 独立する

独立で成功するには、経験と人脈が必要不可欠。

そのためまずは社員として勤務するのが現実的でしょう。

資格取得のハードルが高いことに留意してください。

勉強時間の多さはもちろん、そもそも受験できる人が限られています。

  • 学識による受験資格
  • 資格による受験資格
  • 職歴による受験資格

くわしくは国税庁ホームページを参考にしてくださいね。

オススメの人
  • 几帳面な人
  • 学習意欲が高い人
  • コツコツと作業する人が得意な人
\資料請求(無料)/
税理士の講座をもっと探す

7位:行政書士

平均年収 551.4万円
偏差値 62
受験資格 なし
勉強時間の目安 600〜1,000時間

法律ジャンルのなかでは比較的取り組みやすい国家資格として知られている行政書士ですが、それでもなお平均年収は551.4万円と高めの水準です。

主な仕事は3つあります。

行政書士の独占業務
  • 官公署に提出する書類の作成
  • 権利義務に関する書類の作成
  • 事実証明に関する書類の作成

建設許可や相続など扱える書類は多岐にわたります。

そのため独立開業している人は、得意分野を打ち出すことで仕事を獲得しやすくする工夫を凝らしていることも。

ダブルライセンスを取得することで、平均収入を底上げすることも十分可能でしょう。

行政書士にオススメの資格
  • 社会保険労務士
  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランナー など

受験資格がないことから、大学生で挑戦する人も少なくありません。

学歴や性別にかかわらず、誰でも稼げるチャンスがある資格といえます。

\資料請求(無料)/
行政書士の講座をもっと探す

7位:不動産鑑定士

平均年収 551.4万円
偏差値 74
受験資格 なし
勉強時間の目安 2,000〜4,000時間

不動産鑑定士の平均年収は551.4万円です。

登録者数は全国に8,608人*しかおらず(令和5年1月1日時点)、希少性の高さから日本の平均年収458万円よりも高い数字を出しています。

不動産鑑定士はあまたの国家資格のなかでもトップクラスの難易度を誇り、鑑定評価とコンサルティングを主な業務としています。

鑑定評価業務 国や都道府県、市区町村などから依頼される
コンサルティング業務 不動産の有効活用のためのアドバイス

資格取得後は企業内鑑定士あるいは独立することが一般的です。

企業内鑑定士の働き先では、金融機関や商社、官庁などがあります。

不動産はいつの時代でも常に取引されるため、安定した仕事が期待できます。

しかし一方で土地取引は、地方より都会のほうが活発です。

そのため仕事のチャンスは都会のほうが多いという特徴があります。

オススメの人
  • 責任感が強い人
  • 論理的な思考ができる人

7位:キャリアコンサルタント

平均年収 551.4万円
偏差値 52
受験資格 あり
勉強時間の目安 250〜350時間

キャリアコンサルタントの平均年収は、日本の平均年収458万円より93.4万円も高いです。

主な仕事内容は求職活動のサポートやキャリア相談です。

働き方が多様化する現代では、個人の幸せをひとつに縛ることはできません。

そのため人生のなかで大きなウエイトを占める就業をサポートするキャリアコンサルタントは、やりがいに満ちあふれています。

仕事先は公的機関から一般企業までさまざまですが、一般企業が主な活動場所として知られています。

キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

出典:労働政策研究報告書No.200 キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

また女性の資格保持者が多いことも特徴的です。

女性の社会進出が進む昨今、女性コンサルタントの役割はさらに増していくことでしょう。

オススメの人
  • 多様な価値観を認められる人
  • 人の長所を見つけるのが得意な人
  • コミュニケーション能力がある人
\資料請求(無料)/
キャリアコンサルタントの講座をもっと探す

7位:通関士

平均年収 551.4万円
偏差値 59
受験資格 なし
勉強時間の目安 400〜500時間

最後に紹介する国家資格は通関士です。

貿易にかかわる唯一の国家資格であり、平均年収は551.4万円と高めの数字になっています。

多くの人にとってあまり聞きなれない資格かもしれませんが、実はわたしたちの日常生活を支えてくれる大切な役割を果たしています。

というのも通関士は輸出入の税関手続きの代行を主な仕事にしており、製品がスムーズに流通できるように支えてくれているからです。

そんな通関士の働き先は、航空会社や貿易会社、商社などさまざまです。

日本は貿易がとても盛んな国。

そのため通関士としての仕事が大きく減っていくことはまずないでしょう。

オススメの人
  • 貿易に興味がある人
  • 事務作業が得意な人
  • 海外情勢に興味がある人
\資料請求(無料)/
通関士の講座をもっと探す

独学で取れる資格ってある?

本章で紹介した国家資格に独学で挑戦することはもちろん可能です。

たとえば「〇〇(資格名) 独学 体験談」で調べてみると、インターネット上に当事者の方が書いた記事が見つかります。

しかしながらより高収入の資格をめざそうとするほど、合格難易度は比例してあがることを覚えておいてください。

1年でなく、2年や3年の勉強期間も覚悟しなければなりません。

そこでオススメしたい勉強方法、それはスクール受講です。

専門講師のわかりやすい授業と効率的なカリキュラムはもちろん、勉強仲間ができるので資格取得後の人脈づくりまでカバーできます。

途中で気持ちがダラけてしまったときも、立て直しを図りやすいメリットも見逃せません。

費用がかさむことがネックなのは事実です。

とはいえ資格取得後の年収を考えれば、効果的な投資といえるでしょう。

まとめ

本記事では年収の高い国家資格をランキング形式で紹介してきました。

資格名 平均年収 受験資格 偏差値
1位 司法書士 1121.7万円 なし 76
1位 弁理士 1121.7万円 なし 75
3位 中小企業診断士 947.6万円 なし 67
3位 社会保険労務士 947.6万円 あり 65
5位 公認会計士 746.7万円 なし 77
5位 税理士 746.7万円 あり 75
7位 行政書士 551.4万円 なし 62
7位 不動産鑑定士 551.4万円 なし 74
7位 キャリアコンサルタント 551.4万円 あり 52
7位 通関士 551.4万円 なし 59

※平均年収は厚生労働省jobtagを参考にしています。

ライフイベントで仕事を離れなければならない女性でも、国家資格があれば継続的にキャリア形成に取り組めます。

男性も仕事に没頭したりダブルライセンスを取得することで、メキメキと年収があがっていくでしょう。

ぜひ本記事を参考にしながら、あなたにピッタリの資格を見つけてくださいね!

お役に立ちましたか?いいね&共有お願いします!
  • 友達にメールを送る
  • Twitterでツイートする
  • LINEで送る

講座をご紹介

関連するタグ

人気のタグ

タグの一覧へ

スキルアップの記事

スキルアップの記事一覧へ

今月の人気記事

カテゴリーの一覧

ページトップへ戻る
関連サイト
看護師になろう