社会福祉士として活躍する卒業生インタビュー 

スキルアップ 更新日 2024.09.09
社会福祉士として活躍する卒業生インタビュー 

目次

講座・スクールベスト進学ネット編集部が、日本こども福祉専門学校 社会福祉士通信学科の卒業生にインタビュー。

障害者福祉施設で働きながら「社会福祉士」の資格を取得された坂井 篤史 さま日本こども福祉専門学校 社会福祉士通信学科で学んだ感想をインタビューさせていただきました!

卒業生紹介

坂井 篤史

年代:40代

【プロフィール】
大学を卒業し、自動車販売業や飲食業など様々な職業を経験。

障害者の支援に携わりたいという思いから、30歳で福祉業界に飛び込む。

それまでの様々な職業での経験を活かし、「就労支援員」として企業への就職を希望する障害者の求職活動の支援や就職後のフォローを行う。

「社会福祉士」の資格を取得後、現在は放課後等デイサービスの「児童指導員」として従事している。


【卒業生勤務先】
放課後等デイサービス エール
HP
Instagram


社会福祉士の資格取得を考えたきっかけを教えてください。

転職を考える中で、「ハンディキャップがありながらも就職をしたい」という方々を支援することは社会的意義があると感じるようになりました。

そして、私のこれまでの経験を障害者の支援に活かせるのではないかと考え、障害者福祉施設に転職しました。

しかし、実際に現場に立つと思い通りにいかないことも多く、支援の壁にぶつかることになりました。

より良い支援を提供するには何が必要なのか悩んでいたところ、同僚から「社会福祉士」という資格があることを聞きました。

相談援助のテクニック、現代の福祉課題やその概要、福祉制度の変遷などを学ぶことで、これまでとは別の視点からアプローチできるのではないかと考え、「 社会福祉士」資格取得を目指すことにしました。


社会福祉士の資格取得のための受講を決めるまでにどれぐらいの期間かかりましたか?

仕事と通信教育の両立ができるのかという不安から、通信教育を受講し資格取得に挑戦するまで2、3年考えました。


社会福祉士の資格取得をして役立っていることを教えてください。

「社会福祉士」の資格を取得することで、福祉職としてのスキルや職種の幅が広がりました。

現在、私は放課後等デイサービスの「児童指導員」として勤務していますが、この「児童指導員」になるにはいくつか要件があり、その中には「社会福祉士」の資格保有者であることも含まれています。

以前から障害児支援にも携わりたいと考えていましたので、「社会福祉士」を活かして「児童指導員」として働くことができて良かったです。

他にも地域包括支援センターには「社会福祉士」の配置が必須であったり、最近では「こども家庭ソーシャルワーカー」の資格を取得するための要件の1つに「社会福祉士」が含まれることになりました。

このように、「社会福祉士」の資格を取得しているからこそ目指せる資格や職種などが多く存在します。

また、「社会福祉士」の資格を取得していることは、福祉に関して専門知識や相談援助の技術を身に付けている証となるので、クライエントやその家族様、関係する専門職から信用していただけやすいという効果もあります。

これは、様々な関係者・関係機関との協力・連携なくしては成り立たない福祉職としては、とても重要です。


社会福祉士の資格取得の魅力を教えてください!

「社会福祉士」資格取得のための過程では、福祉に関する深く広い知識を学ぶことができます。

法律・制度の理解はクライエントを適切なサービスに繋げることに必要ですし、その成り立ちについても学ぶことで今後の福祉制度について考えることができます。

また、相談援助の理論や方法を学ぶことで、これまでより質の高い支援を行うことができます。

このように、社会全体の課題をみる大きな視点と目の前のクライエントおひとりおひとりの支援を考える小さな視点、それぞれの視点に立って福祉をとらえることができます。

さらに、「社会福祉士」資格取得後も県社会福祉士会など専門職としてのフォローアップをしてくれる団体が多数ありますので、さらなるスキルアップが目指せます。

福祉職として従事している方はもちろん、これから従事したいと考えている方にも、ぜひ「社会福祉士」資格取得にチャレンジしてほしいです。


社会福祉士の資格取得はどんな人におすすめですか?

誰かの役に立ちたい!そんな純粋な気持ちを持っている人にオススメです。

福祉職として従事していると、生きづらさを抱えている方が社会には多くいることを実感します。

誰もが生きやすく幸せになる社会を作っていくための、幅広い知識や技術を「社会福祉士」の資格を取得する過程で学ぶことができます。

「今、自分を取り囲む環境・課題を何とか打開したい。」
「自分だけではなく多くの方の幸せも考え、自分にできることを実行していきたい。」

と思う方はぜひチャレンジしてください。


もっとこうしておけばよかった・・・!ということはありますか?

通信教育を受講していた時期に、もっと学校の教員に相談すればよかったと感じています。

「通信教育だから、なんでも自力でやるものだ」という考えが自分の中にはありました。

しかし、周囲には困った時に電話やメールで教員に相談やアドバイスをもらっていたという方もおり、自分もそのようにしておけばもっと学びを深めることができたかなと思い、後悔しました。


次にチャレンジしたい資格やスキルはありますか?

「精神保健福祉士」の資格取得に興味があります。

「精神保健福祉士」は精神障害者の生活支援に関する専門的な知識・技術を持つ専門職の国家資格であり、現在携わっている発達障害児の支援に活かしていきたいです。


受講した学校を選んだ理由を教えてください。

スクーリング(面接授業)に通いやすい立地にあり、学費がリーズナブルであったことから日本こども福祉専門学校を選びました。

全国には「社会福祉士」の通信制養成校が複数ありますが、自分が住んでいる地域にあるのは日本こども福祉専門学校のみでした。

通信教育を修了するには、レポート課題の提出、スクーリング(面接授業)への出席、現場実習の実施が必要となります。

私は相談援助実務の経験があったため現場実習の実施は免除となったものの、仕事をしながらスクーリング(面接授業)へ出席できるかどうかが、学校を決めるうえで1番のポイントでした。

その点、日本こども福祉専門学校は仕事をしながらでも通いやすい立地であり、通学の負担が少なかったことはとても助かりました。

また、学費についてもリーズナブルかつ職業訓練給付制度(専門実践)の指定講座であったことから家計への負担が少なく、この点も通信教育にチャレンジする後押しとなりました。


学校ではどんなことを学習・身につけましたか?

入学前から障害者福祉施設に勤務していたため、障害福祉制度の概要については理解できていました。

しかし、通信教育ではそれ以外の高齢者福祉分野や児童福祉分野、保健医療分野、司法分野などや相談援助の理論や歴史など、これまで触れることがなかった分野についても広く学ぶことができました。

さらに、学習を進めていくことで、福祉の全体像をイメージすることができるようになり、社会問題についても考えられるようになるなど、より広い視野で見ることもできるようになりました。


受講した学校の魅力を教えてください。

「社会福祉士」の受験資格を得るには「レポート課題の提出」と「スクーリング(面接授業)への出席」「現場実習の実施」が必要です。

日本こども福祉専門学校の学習内容は、いずれも自分にとっては取り組みやすい内容でした。

まず、「レポート課題の提出」は、大学卒業以来、久々のレポートに入学前は少し心配でしたが、「レポートの書き方」や「課題のポイント」などが丁寧な説明があり、特に困ることなく自分なりに考えながら作成することができました。

つぎに、「スクーリング(面接授業)への出席」は、出席が必要な回数が卒業までに3回(※1)と少なく、開催日は土日のみ(※2)だったので、仕事をしながらでも受講しやすくて助かりました。

スクーリング(面接授業)では、受講生同士の横のつながりもでき、修了後しばらくたった現在でも連絡をやりとりしています。

最後に「現場実習の実施」ですが、私は「相談援助実務経験が1年以上ある」入学生を対象とした「実習免除制度」を利用することで、実習を実施することなく修了することができました。

スクーリング(面接授業)の日程など学習カリキュラムの詳細は、ホームページや無料で取り寄せができる「募集要項」に記載されているので、一度ご覧になることをお勧めします。


※1:スクーリング(面接授業)の受講日数は、入学年度や入学するコースによって異なります。

※2:実習が必要な方は、平日に実施するスクーリング(面接授業)へのご出席も必要です。


社会福祉士の資格取得を検討してる方にメッセージをお願いいたします!

「社会福祉士」は様々な方の生活に貢献ができるとても素晴らしい資格です!

「スキルアップしたい」「困っている方がそばにいて何とかしたい」など、資格取得を目指すきっかけは様々だと思いますが、「社会福祉士」の資格を取得する過程で得られる学びは福祉業界だけにとどまらず、人の幸せは何なのか、人間の生き方についても考えることができます。

一人でも多くの方の幸せのために「社会福祉士」の資格取得にチャレンジしてみませんか?

坂井 篤史 さんが学んだ学校
目指す資格社会福祉士
受講形式通信
(レポート・スクーリング・実習※該当者のみ)
学費社会福祉士短期通信学科:
200,000 円

社会福祉士一般通信学科:
280,000 円

入学金、授業料、実習指導料を含む
※テキスト代が別途必要となります。
※実習該当者の方は、
実習指導料(160,000 円)が別途必要となります。
修業期間社会福祉士短期通信学科:
9 ヶ月

社会福祉士一般通信学科:
1 年 6 ヶ月
日本こども福祉専門学校
社会福祉士通信学科のホームページはこちら



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