専門学校を卒業して会計士になるには

ここでは、専門学校で勉強して公認会計士の資格を取得し、会計士を目指す人のために、会計士の仕事内容と専門学校での学習内容についてご紹介します。

会計士の仕事とは


公認会計士の国家資格を取得すると、どのような仕事ができるのでしょうか。

<監査>
監査とは、企業の作成した財務書類を詳細に調べて、その企業が法に従って正しく経済活動をおこなっているかをチェックする仕事です。監査することで企業の信頼性を高め、経済活動を支えます。

<コンサルティング>
コンサルティング業務は、主に企業の経営や財務に関してアドバイスをする仕事です。企業から依頼を受けて外部から助言を与える場合もありますが、企業の社員として企画部などに所属し、事業戦略を練る場合もあります。

<税務>
公認会計士の資格があれば、税理士会に登録して税理士の業務をすることが可能です。税理士として、企業の税務指導や税務申告などをおこないます。独立して事務所を開設する場合は、会計士と税理士の両方の資格を生かして仕事をすることが多いようです。

会計士の専門学校で学ぶこと


会計士を目指すコースは、たくさんの専門学校に開設されています。履修期間は1〜2年が中心ですが、中には4年かけてじっくり学ぶコースもあるので、自分のスケジュールに合わせて選びましょう。専門学校では、主に以下の科目を学びます。

・財務会計論
・管理会計論
・監査論
・企業法
・租税法
・経営学
・経済学
・民法
・統計学
・簿記
・計算演習
・経理実務
・試験対策

「公認会計士」の資格を得るには


「公認会計士」の資格を得るには、以下の4ステップが必要です。

ステップ1 国家試験に合格する


専門学校に通ったり、独学で勉強をして、毎年おこなわれる公認会計士試験に合格します。

<短答式>
まず、「短答式」というマークシート方式の試験を受けます。科目は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4つです。この試験に合格した場合は、短答式試験の受験を2年間免除されます。

<論文式>
短答式試験に合格したら、次に「論文式」とよばれる記述式の試験を受けます。科目は必修科目として会計学・監査論・企業法・租税法の4つ、選択科目として経営学・経済学・民法・統計学のなかから1つを選択することになっており、合計5科目を受験します。この試験では科目合格制がとられているので、合格科目は受験を2年間免除されます。

ステップ2 実務経験を積む


監査法人や事業法人で2年以上の監査に関する実務経験(業務補助等)を積みます。実際に現場で働くことによって、監査業務の実践的な知識や技能を習得することが目的です。なお、この実務経験は国家試験に受かる前でも後でも構いませんが、実際は国家試験に受かった後に監査法人に就職する人が多いようです。

ステップ3  実務補習を受ける


実務経験のほかに「実務補習」を受けます。これは監査の実務に関する座学で、3年間のカリキュラムで実施されます。主に平日の夜間と土曜日・日曜日におこなわれるので、平日の昼間は監査法人などで実務経験を積み、平日の夜間と週末に補習を受けることも可能です。科目は金融商品や職業倫理など幅広い知識の習得を目指します。

ステップ4 終了考査を受ける


実務補習で必要な単位をすべて終了したら、卒業試験として「終了考査」を受けます。これに合格すると晴れて公認会計士を名乗ることができます。

専門学校の選び方


自分にあった専門学校を選ぶために、以下の点をチェックしましょう。

<学習環境>
学習環境が整っているかどうかは重要なポイントです。自習室があるか、パソコンなどの設備は十分かなど基本的な事項は必ず確認しましょう。学校によっては宿泊所やシャワールームを完備しているところもあります。

授業の進め方も各校が工夫を凝らしています。ゼミ形式の少人数で学ぶ授業など、学び方もコースごとに異なります。カリキュラムや授業の進め方も確認しておきましょう。なかには放課後のクラブ活動や宿泊研修ができる学校もあります。自分の希望する学生生活をイメージして学校を選ぶことがポイントです。

<教材>
試験に合格するうえで重要なのが教材です。国家試験対策の教材なので各校とも内容に大きな違いはありませんが、まとめかたや説明文が自分に合っているかを確認しましょう。

<合格実績>
多くの専門学校では、合格率や合格者数をホームページなどで公開しています。一般的に合格者数が多いほど信頼できる学校だと思いますが、ここで気をつけたいのが受講者数の集計方法です。

合格率の分母となる「受講者数」は、通年授業を受講している学生の数なのか、単科のみを受講している学生も含めるのか、など、計算方法は各校さまざまです。合格者の数だけを比較するのではなく、学校の規模や受講内容も含めて判断しましょう。

会計士になるには、国家試験に合格するだけでなく実務や実習もあり、時間とお金がかかります。ですが、とてもやりがいのある仕事です。ベスト進学ネットには、会計士を目指せる専門学校がたくさん掲載されています。あなたの希望に合った学校を選び、公認会計士の国家試験合格を目指しましょう。
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