スポーツトレーナー 短大

スポーツトレーナーとして働くには、必須となる資格は特にありません。しかし、人間の体がどのようにして作られているのか、どのようなトレーニングをしたら良いかなど、豊富な知識が必要となってきます。医療系または体育・スポーツ系の専門学校・短期大学・大学へ進学すると、スポーツトレーナーになるための勉強ができます。

スポーツトレーナーの仕事は、どこで働くかによってその内容が大きく異なります。例えばスポーツジムなどで勤務する場合、決まった日時に不特定多数のお客さんをサポートしたり、担当のお客さんのスケジュールに合わせて出勤したりすることになるでしょう。特定のスポーツ選手やチームの専属トレーナーとなる場合は、その試合スケジュールなどに合わせて常に行動を共にします。選手と密接に関われることやチームの一員として戦えることは、他の職業では味わうことのできない大きなやりがいとなるでしょう。

スポーツトレーナーに向いているのは、裏方として選手を支えることにやりがいを感じられる人です。縁の下の力持ちタイプの人に適性があると言えるでしょう。また、常に選手の体の状態やメンタル面に配慮し、最善策を考えて臨機応変に処置や対応をしていくことが求められます。細やかな気配りを欠かさないことはもちろん、日々人間の体についての研究を惜しまないことも重要です。常にスキルアップを目指して向上を図れる方にも向いています。

チーム専属のトレーナーになるには、経験はもちろん、チームや選手との信頼関係が最も重要になります。最初からプロスポーツ選手の所属するチームで働けることはまれです。初めは病院や整体院、スポーツジムなどに就職して、実績を重ねていくようにしましょう。また、人脈づくりもチーム所属への近道となるかもしれません。