ゲーム プログラマー その他教育機関

ゲームプログラマーになるには、専門学校か大学へ進学する方法があります。ゲームと一口に言っても、モバイルゲームやパソコンゲーム、オンラインゲームなどさまざまな種類のゲームがあります。専攻する学科はゲームの種類で違うため、どういったゲームを作りたいかを明確にして専門学校を選ぶといいでしょう。
ただ大きな企業では、専門学校で身に付けた技術よりも、どの大学を卒業しているかを気にする場合があります。そのためゲームプログラマーとして大きな企業に就職したいのであれば、ゲームプログラマーを実際に送り出している大学に進学したほうが有利になるケースもあります。

ゲームプログラマーの仕事は、ゲーム制作のために作られた素材をゲームに組み込み、コンピュータ言語を使ってゲームが正常に動くようにすることです。どのボタンを押せばどのように動くのか、どこにどのように行けばイベントが起こるのか、などを制御します。
基本的には企画書通りにプログラムを組んでいきますが、ほかにも容量や操作性などを考えながら作業します。そのため「ゲームの完成度はゲームプログラマーの仕事で決まる」と言われるほどです。

ゲームプログラマーに向いている人は、何よりもゲームが好きな人です。ゲームプログラマーは地道な作業と試行錯誤を繰り返していく仕事で、非常に根気が必要です。「ゲームを作りたい」という強い気持ちで乗り切っていきましょう。
また、ゲームは多くの人が関わってできているため、他者と上手に連絡を取り合えるコミュニケーション能力も必要です。さまざまな人の意見を聞きながらも、自分の意見をはっきりと主張できる人に向いています。

ゲームプログラマーの就職先は、ゲーム制作会社です。家庭用のゲームソフトを作る会社のほか、スマートフォンを使ったアプリゲームを開発する会社、オンラインゲームを開発する会社など、現在ではゲームを開発する会社は多数あります。自分が身に付けた技術や知識に合った会社に就職するのがいいでしょう。
なお、大手のゲーム会社などで経験を積み、独立する人もいます。