特徴・雰囲気
☆町家で学ぶ
京都には今日もなお、質素でかつ洗練された町なみを演出する「京町家」と呼ばれる伝統的な住まいが残っています。
本校も京町家を取得・改修し、「よしやまち校舎」として利用しています。
実際にまちに出て、様々な建築や町なみを見て学ぶ機会も多いです。
『ほんもの』を見て、感性と技術を磨けます。
京都建築専門学校では、伝統建築見学授業に加えて、実践的にフィールドに関わる町家や地域居住空間などのゼミがあります。
伝統的な建築や生活文化を見、知識を得て、親しみながら、その成り立ちを学び、将来の設計やものづくりに生かして欲しいと考えています。
☆卒業後の進路 〜65年の蓄積は宝です〜
学校創立以来65年間におよそ4500人ほどの卒業生が学校から社会に出ています。
京都周辺で仕事をしていると、あちこちで卒業生に出会います。
その多くは建設会社や工務店で現場技術者として活躍しています。
設計事務所を経営したり勤務している者のほか、行政やメーカーで働いている者、大工あるいは造園で活躍している者も大勢います。
本校の卒業生は経営者や会社幹部となっており、そのネットワークからもたくさんの求人をいただいています。
京都府庁が近いということもあり、よく卒業生が学校に立ち寄って近況を話してくれたり、後輩たちを求人してくれるのが嬉しいです。
これらを最大限に生かして多くの学生が建築関連の会社に就職していきます。
人と人とのリアルな接点を設けて判断し、満足度の高い就職を目指します。
☆伝統・木造建築に強い!!
まずは建築全般の知識、技術を学び、建築士などの受験資格を得られるように教育すること、これは外せません。
その理解のために必要な演習や補習を工夫して行きます。
そして同時に、伝統的な建築や建築にまつわる文化・知恵・技術を学び、現代の建築に活かすこと。
これを先生・生徒一体となって実践的な教育と社会的な活動の努力を積み重ねて行きたいと思います。
京都建築専門学校では、建築科1年生は全員が木工基礎実習で基本的な道具の使い方、継手・仕口の刻みを体験。
夏休み中の木匠塾活動では山間地に合宿、林業家たちと交流しながら、実際に山の木を用いて制作をおこないます。
とくに大工を希望する学生に向けて、ベテラン棟梁の指導による木工ゼミ、規矩術ゼミ、卒業制作木工コースを用意しています。
また、椅子をデザインして制作する実習ゼミもあります。
自分でこしらえた椅子に初めて腰掛けたときの感動をぜひ。
資料・送料ともに無料です。