助けを求めている人の心を支え、命をつなぐスペシャリストを養成します。
◆1年生
1年次は基礎科目が多く組まれています。専門科目は解剖生理、処置論、症候学総論など救急救命士に必要な基本的な知識が中心になります。シミュレーション実習では心肺蘇生法や脈拍・血圧測定等の観察を中心に実習を行います。さらに海が近いということもあり救助実習をプールや海を利用して行なっています。
◆2年生
2年次はさらに医学知識を深めるために症候学・病態学、疾病救急医学、外傷救急医学等傷病者を前にして必要な観察や処置を考えるための基礎を身につけます。実習では気管挿管、除細動、静脈路確保、薬剤投与、ショックへの輸液、ブドウ糖投与など救急救命士に必要かつ重要な内容を学びます、さらに講義で得た知識と合わせて救急現場を想定した訓練を学びます。
◆3年生
3年次は、総仕上げとなる大切な時期です。学内のシミュレーション実習や講義のほかに、臨地実習として救急用自動車同乗実習や病院実習が行われます。公務員対策講座も9〜10月を中心に行われる採用試験に向け、公務員対策模試や特別対策講座なども集中的に行われます。
そして、3月に行われる救急救命士国家試験の全員合格をめざし、10月から徹した国家試験対策講座が行われます。