卒業生からのメッセージ |
「助けたい」という思いは、誰にも負けない |
2009年卒業
救急救命士科
花垣 健史 さん
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豊中市消防本部 北消防署 東泉丘出張所勤務 |
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救急救命士は人の命に関わる 責任感が問われる仕事。
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救急救命士を目指したきっかけは、高校生の時に海で溺れた子どもを助けた際、現場に駆けつけた救急隊の颯爽とした姿に憧れを抱いたからです。昔から漠然と消防職員になりたいと考えていたのですが、救急救命士も消防職員であることを知り、将来の仕事にと決意しました。今その憧れだった救急救命士として、自分の判断と処置が人命に関わるということに大きなやりがいと責任を感じ、「私がいなくては誰が助けるのか」という強い思いで、日々の業務に取り組んでいます。今までの出動で最も印象に残っているのは、処置をした患者さんの心肺停止を初めて目の当たりにしたときのこと。その時はもう少し何かできなかったのかという思いが残り、日々の勉強と技術の向上が大切であることを痛感しました。
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常にレベルアップを図り 高い救命率を維持していきたい。
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私の所属する豊中市消防本部は、管轄する豊中市が「救命力世界一」※1を宣言している救命率の高い消防署です。先輩方もそのことに誇りを抱き、常にレベルアップを図るなど、高い救命率の維持が使命になっています。私も先輩方に遅れをとることなく、「お前がいるから助けることができた」と言われるような救急救命士を目指し、一人でも多くの命を救うために、これからも努力を積み重ねていきたいです。 ※1 豊中市は、市民、事業者、救急隊、地域医療の連携により、世界で一番といえる高い救命率を誇っています。
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