卒業生からのメッセージ |
靴は選手を支える、唯一の道具だと思う。 |
2005年卒業
整形靴科
河合 裕太 さん
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株式会社アシックス スポーツ工学研究所 |
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選ばれた材料から、 選手のニーズを想像する。
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入社当時からトップアスリートの靴を作るチームに所属しています。靴底の材料の準備や、切り出しを主に担当しています。選手によって使用する材料は異なるので、何故この硬さの材料が選ばれたのかをいつもイメージします。例えば着地衝撃が強い人は、靴底にやわらかい材料が必要になります。将来は直接選手に接してシューズの設計をしていきたいので、選手一人ひとりの競技生活は常に意識しています。
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整形靴科で学んだ知識は、 最大限に活きている。
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アシックスで働くきっかけになったのは学生時代の学外実習です。整形靴科で学んだことが上司の目に留まり入社が決まりました。そして今はその知識が会社で認められ、障がいをもつ方への整形靴製作も任されています。半年以上前から担当しているお客様に、何度も靴の修正をくり返し「履き心地が良くなった」と言われた時は、とても嬉しかったです。
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チームの力で、 選手を支えていきたい。
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スポーツにおいて地面と選手をつなぐものは靴しかなく、それを私たちが支えているという意識はすごく大切にしています。選手のパフォーマンス向上のためには、私だけでなくチーム全体で支えていきたいと思っています。昨年の春から三田校の後輩も入ってきました。私たちが整形靴科で学んだ靴の知識と、先輩方の熟練の技術を融合させて、選手一人ひとりの力を引き出せる靴を作っていきたいと思います。
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