在校生からのメッセージ |
トレーナーになり、選手のサポートをしていきたい |
鍼灸学科
村井 志帆 さん
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三重県立宇治山田商業高等学校卒業/皇學館大学卒業 |
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鍼灸師を目指したきっかけは?
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私は10年間陸上競技を続けてきました。 その中で一番辛かったのは怪我をしていた時期で、練習は思うようにできず、毎日不安で気持ちも落ち込んでいました。 チームメイトの中にも怪我で思うように結果が残せず、そのまま引退する人もたくさんいました。
そのような経験から、毎日の練習は大切だけど、それ以上にしっかりとケアしていくことが大切だと思い、選手の身体のコンディショニングをサポートするトレーナーになりたいと思うようになりました。
そこで大学の教授に相談したところ鍼灸師を勧められ、興味を持つようになり、それまではただ治療を受けているだけでしたが、「なぜ鍼で痛みが軽減するのだろうか」と不思議に思うようになりました。 通っていた治療院の先生からも鍼灸の様々な効果を聞き、より興味を持ち、鍼灸の勉強をしたいと思うようになりました。
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入学してみてどうですか?
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入学前は友達ができるか、勉強についていけるか、と不安ばかりでしたが、今では楽しくて充実した毎日を送っています。
クラスメイトの年齢層も広く、考え方も様々なので、自分自身の考え方も広がりました。 また、みんな鍼灸師になるという目標があるので、とても前向きなので、仕事やプライベートで落ち込むことがあっても、学校に来ると元気になれます。
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授業の内容についてどう感じていますか?
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もともと人の身体には興味があったので、授業はとても楽しいです。 2年生は実際の病気の勉強が中心で、1年生の頃の生理学・解剖学の基礎が分かっていないと理解できず、一度授業を聞いただけでは分からないところがほとんどです。
しかし、難しい分、理解できたときには嬉しいし、勉強すればするほど、人の身体の不思議や素晴らしさが分かり、どんどん興味が出てきます。
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将来、目標としていることを教えてください。
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入学して勉強していくうちに、鍼灸には様々な効果があると知りました。 将来やりたいことは書ききれないほどたくさんありますが、まず一番の目標としてトレーナーになり、選手のサポートをしていきたいと思っています。
鍼灸の力を最大限に活用し、怪我予防や痛みの緩和だけでなく、精神面からもサポートできるようなトレーナーになりたいです。
また、トレーナーとしての選手のサポートだけでなく、一般の方の健康のための治療や、美容の分野など、スポーツ分野だけでなく、様々な分野に視野を広げ、鍼灸師として人々の役に立ちたいと思います。
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学校でのクラブ活動はいかがですか?
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スポーツトレーナークラブでは実際に現場で活躍されているトレーナーの方の話を聞くことができます。 仕事内容だけでなく、トレーナーの過酷さも話してくれるので、より現実的にトレーナーという仕事について考えることができます。 また、実際の現場に行って勉強させて頂ける機会もたくさんあるので、自分の将来についてしっかり考えることができる場だと思います。
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