在校生からのメッセージ |
社会人経験を経て25歳で入学を決意 |
臨床工学技士科
辻下 諒 さん
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大阪の高校卒業後、食品メーカーで7年勤務。
2020年4月本校入学。 |
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なぜ臨床工学技士になろうと思ったのですか?
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高校卒業してから食品メーカーの工場で7年働いていました。
ある時父が入院することになり、その時に何もできない自分自身を歯がゆく思っていました。
「自分に医学の知識があれば、何かできたかもしれない」
そう思い、医療の道をめざそうと思いました。
はじめは看護師になろうと思っていましたが 看護師の友人から臨床工学技士を教えてもらい、 自分が工場で働いていたときに機械修理をしていた経験が活かせそうだと思い、興味を持ちました。
ちょうどそのとき、父の治療に高度な機械を使っているところを見て 「臨床工学技士はこんなすごい機械で患者さんを助けられるんだ」と思い、臨床工学技士の学校を探し始めました。
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学校選びのポイントは?
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僕が大事にした学校選びのポイントは、「自分が頑張れる環境かどうか」。
何度か姫路医療専門学校に見学に行かせてもらい、 在校生が自分から挨拶したり勉強しているところを見て、学習環境が整っていると感じました。
臨床工学技士の先生とお話し、 イチから基礎を教えてくれて、医学のことを全く知らなくてもスタートラインをあわせてくれるので 自分のやり方で勉強ができそうだという印象を受けました。
また実習室の医療機器も最新で、さらに駅前なので通学しやすかったのもポイントでした。
高校が商業科だったので、勉強についていけるか不安はありました。 入学してみて、科目数も高校より多いし やはり医学なので難しい科目もありますが 先生が本当にいちから教えてくれて授業の途中で現場でのお話をしてくれるので、メリハリをつけながら授業を受けています。
どうしても聞き逃したり分からないところがあれば クラスメイトとノートを見せ合ったり問題を出し合ったりして協力しています。
僕は年齢は関係ないと思っているので、高校卒業すぐのクラスメイトと壁を作らないようにしています。 敬語も使わんでええ!と言っています。笑
一人で勉強するよりも、助け合える友人がいることで頑張れることもあるし 情報共有ができるので、とても心強いです。
あと僕以外にも20代のクラスメイトが何人もいるので 色んな年齢層のクラスメイトがいて楽しいです。
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再進学を検討されている皆さまへ
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僕は、何でも「やりがい」は自分でみつけるものだと思っています。
どんな仕事にもやりがいと大変さはあって、 それをどう自分のものにするのかが大事だと思います。 今の学生生活も同じです。
僕は前の仕事が嫌になった訳ではありませんでしたが、 これからIT社会がもっと進んで、専門職ではない自分に何ができるかを考えたときに 国家資格を取って手に職をつけることを選びました。
「今」が一番若いので、できるだけ若いうちにテストや国家試験に挑戦したいという思いもありました。
勉強が不安なのは、社会人の人でも高校卒業すぐの人でも同じだと思います。
学校は基礎から授業をしてくれるので、 あとは自分がやるかやらないか。
頑張りたいと思える方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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