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東京呉竹医療専門学校
在校生からのメッセージ

在校生からのメッセージ

在校生のイメージ

がん性疼痛に苦しむ患者さんを目の前にして

鍼灸科
夜間特修コース3年
Y.Tさん

プロフィール

看護師からの転身

目標とする資格

はり師
きゅう師

目指す仕事

はり師
きゅう師

助けられた経験から看護師の道へ

高校中退が余儀なくなったとき、先生や家族に助けられことが一番のきっかけです。自分が助けられたように、人のために仕事がしたいと思いました。定時制高校に通い、教員免許を取りました。英語科の教員になる前に海外留学をする予定で、費用を稼ぐためリラクゼーションサロンに勤務し、そこで癒しの面白さと難しさを知りました。ただ、自分の施術の説明がなかなかできず、医学的な学びを深めたいと考えていました。
その後、看護師の道を選んだのは、病気の疑いで検査入院し人生のどん底を味わっているとき、対応してくれた看護師さんに救われた経験からです。「こういうときに人の手助けが必要なんだ」と実感し、より強く「人のために仕事がしたい」と思い、看護師を志しました。

看護師から鍼灸師へ

低周波鍼通電療法ががん性疼痛に用いられていると聞いたのが転身のきっかけです。訪問看護において、末期のがん患者さんがオピオイド系の薬を使わなければならないくらい痛みに苦しんでいるとき、何もできない自分の無力感を味わいました。デイサービスにおいても、リハビリ以前に痛みがあるから来所できない、運動ができない、といった問題があります。身体的な痛みに対してもっと積極的に介入できる手段を探し、鍼灸にたどり着きました。

東京医療専門学校での学び

看護師としてもスキルアップしたかったので、働きながら学校に通うことにしました。東京医療専門学校は西洋医学をベースに理論的に鍼灸を教えてくれます。医師と一緒に仕事をするとき、共通言語、共通認識があることは非常に重要です。学校で学んだことは今後鍼灸を行ううえで中核になると確信していますし、就職先を決める際の考え方のベースになりました。

仕事と学業の両立について

国家試験受験4カ月前まで看護師として週5回は病院勤務や訪問看護に携わり、土曜日は別の施設で働いていました。朝起きて出勤し、学校から帰るまでずっと止まっている時間がないような生活でした。勉強は寝る前の1時間、通勤通学の移動、トイレ、入浴の時間などを活用していました。
看護師の仕事は人の命や人生がかかわるので、100%注力しています。学業は長期戦ととらえ、中間ポイントに到達目標を定めて逆算しながら取り組んでいます。
卒業後は看護師としての仕事はいったん終了し、鍼灸院に鍼灸師として務めます。企業説明会で、その鍼灸院の代表のオーラに圧倒され、スタッフの施術は1本の鍼に強い説得力があり、そこから興味がわいて施術所の見学に行き、採用内定をいただきました。企業理念である「患者、治療家の人生の転機となる」に強く共感しています。鍼灸師としての基本を身につけ、最終的にはがん性疼痛の緩和に携わりたいと考えています。

この授業が魅力!

担任の藤田洋輔先生は知識と技術の幅がとても広く、キャリアコンサルタントの国家資格も取得されていて、学生の卒後のキャリアも踏まえ何を質問しても的確に答えてくださいます。また、最新のエビデンスや根拠に基づいた授業を展開してくださいます。患者の利益を守るため、レッドフラックをしっかりと鑑別できる術を教えていただきました。

入学を検討している方へ

東京医療専門学校は西洋医学をベースに東西両医学をバランスよく学ぶことができます。現在の医療はエビデンスの有無で説得力が変わってくるので、病院に勤めたとき応用が利きやすいと思っています。就職活動ではどこの治療院へ行ってもOBやOGがいるので心強いです。

1・2年生へのメッセージ

3年間はびっくりするぐらいあっという間に過ぎます。自分の知識と技術の定着度を確認し、得意不得意を自覚するだけでも苦手な科目への対策は立てられます。ここは本当に明確にしておいたほうがいいと思います。
現在私は仕事を週2日に抑えています。国家試験数カ月前には勉強に集中できるような環境をつくるため、金銭的な余裕も必要です。それまでは振り返る余裕がないくらいで、
走り続けていました。仕事で求められる責任が増えるなかで新しいことを学ぶのは想像以上にきついものです。
一番伝えたいのは、自分がどのように患者さんとかかわり、どのような鍼灸をしたいのかを見定めて卒業後の進路を決める、ということです。新卒は大事なチャンスの時期なので、しっかりとした選択ができるように、学生の間にいろいろなものを見て、いろいろな施術を受けておくことをお勧めします。私自身、1、2年生のときは時間があれば施術を受け、自分自身が取り入れたい技術なのかを見極めるようにしていました。

おすすめの教材

教科書です。3年生になってから教科書を読み直してみたところ、かなり理解が深まりました。

学校以外での実技の練習

刺鍼の練習は、正座した自分の大腿部にできるだけ毎日実施していました。片手挿管や灸のひねりは、テレビを観ているときなど、無意識にできるように練習していました。

同級生からの刺激

医療職に従事する同級生が何人もいます。合理性やストイックさを感じます。同級生から刺激を受けることは多いですね。
自分の母親と同年代の同級生が、仕事も忙しそうなのに学校に通い、実技ではひたむきに練習している姿を見ると、純粋に「すごいな」と思います。鍼灸師は何歳からでも挑戦でき、セカンドキャリアとして魅力的だと感じます。

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