卒業生からのメッセージ
メーカー営業として 質のよい製品を届け続けたい
現代ライフ学部 経営マネージメント学科 経営マネージメントコース(現:経営学科 経営コース)
藤森 英気さん
2018年卒業
プロフィール
FSP株式会社 勤務
取得した資格
司書
今就いている仕事
営業
■ 現在の仕事について教えてください。
私の勤務する会社は主に冷凍冷蔵庫の壁や天井に使われる断熱パネルのメーカーです。
営業としての私の仕事は、商品を扱ってもらえる代理店に向けた営業活動です。
提案・販売・納品までを行い、お客さまに安心して製品を使っていただけるようサポートをしていきます。
■ なぜこの仕事を目指そうと思ったのですか?
就職活動の際、「メーカーで働きたい」と心を決めていました。
何かを売るなら、自分が自信を持ってすすめられる商品を売りたい、それを作っている会社で働きたいと思ったのです。
そのなかで当社を選んだ理由は、「断熱パネル」という商材に興味を持ったからです。
断熱パネルは、さまざまな場所で多様な使われ方をします。ただ商品そのものを売るだけではなく、「どのような使い方ができるか」を提案し販売することができる。
そこに魅力を感じました。
■ 実際に働いてみてどうですか?
働き始めて感じたことは、何よりもコミュニケーションが大切だということです。
営業の仕事は、社外のお客さまに対してはもちろん、協力会社の方や社内のメンバーに対してもしっかりコミュニケーションを取っていかなくては仕事が進みません。
しかも多くの場合、営業は“何かをお願いする立場”です。
相手に気持ちよく対応してもらえるよう、的確な内容・タイミングでの発信が必要です。
“自分から臆せず動く”大学時代からのスタンスは、継続しています。
■ この仕事のやりがいは?
私たちは自社製品を納品までしっかりと見届ける仕事をしています。
納品までには、提案・購入決定・製品出荷準備・設置工事手配などがあり、関わる人もとても多いです。
責任は重大ですが、無事納品しお客さまに満足していただけたときには、その分だけ大きな充実感があります。
苦労や困難はもちろんありますが、「お客さまの役に立つ仕事」ができることにやりがいを感じます。
■ どんな学生時代を過ごされていましたか?
経営だけではなく、興味のあることをすべて学ぼうと意欲的に取り組んだ4年間でした。
経営マネージメントコースには、多くのことを学べるカリキュラムがありました。
私は興味のあった英語と図書館司書の資格取得に力を注ぎました。特に英語の授業は面白く、もともと苦手だった英会話が好きになりました。
3年次からは就職を意識して、積極的に新宿のサテライトオフィス※を利用しました。
それから、地域の草野球チームに入って、社会人の方々と一緒にプレーしていました。メンバーはほとんどが社会人で年齢も職業もバラバラだったので、いろいろな方と一緒に野球を楽しむことができ、とても面白かったです。
※新宿サテライトオフィスとは?
在学生・卒業生に対し、「総合人材サービス」を展開する(株)東京海上日動キャリアサービスと提携し、新宿を拠点として無料の就職支援を行うオフィス。
■ 4年間の学びの道のりについて教えてください。
1年次には経営学や経済学などを中心に幅広く教養学修を進め、2年次からは簿記や会計学などの専門分野に、さらに学びを広げていきます。
3年次からは就職活動を視野にいれ、コンピューターの知識や、統計学、情報処理や分析能力の強化とともに、インターンシップなどを通じて実社会での仕事体験を行いました。
4年次は就職活動に力を注ぎつつ、社会に出た際即戦力となれるよう実務能力を養いました。
■ 受験生へのメッセージをお願いします。
幅広く学ぶからこそ、ぼんやりとではなく、一つひとつを自分のものにするつもりで学んでください。そうすれば、社会に出たときにしっかりと自分の力で立つことができるようなるとに思います。
私が今一番大切だと思うビジネススキルは、コミュニケーション能力です。ぜひ、大学時代から多くの人と関わり、誰かと一緒に何かを成し遂げる経験を積んでおいてください。その経験は、これからの自分にとって、決して無駄にはならないはずです。