進学先を決めるというのは、人生における一大ターニングポイントですね。特に最近の学校は、専門的なことを学ぶ傾向が強く、卒業後に待ち受ける「就職」とも密接に結びついていますので、「どの学校へ行くか」という選択は、非常に重要なものとなります。
高校生のみなさんの中には、
パンフレットを取り寄せなくてもインターネットの情報を見るだけで十分じゃないの?
パンフレットを取り寄せたとしても、どこを見て学校選びをすればいいのか分からない…
なんて人も多いのではないでしょうか。
今日は高校生のみなさんのために、パンフレットの重要性、パンフレットで見るべきポイントを伝授させて頂きます。
さて、この記事のタイトルを見て、「インターネットの情報じゃダメなの?」と思われた方も多いと思います。でもインターネットの情報だけでは“ダメ”なのです。その理由として「インターネットとパンフレットは異なる目的で作られている」からなのです。
たとえばインターネットの学校情報は「気軽に誰にでも見てもらえること」を目的に作られています。その一方で、パンフレットは「学校に興味を持っている人に、もっと学校を知ってもらうこと」を目的として作られています。そのため、インターネットでは基本的な情報を網羅することはできても、その学校をより深く理解するには少々物足りないのです。
特に最近はスマホで学校を探す人が多くなっています。スマホの小さい画面では伝えきれない情報がたくさんあります。パンフレットを取り寄せて、より詳しい情報を確認するようにしていきましょう。
インターネットで得られる情報は、コース編成、学びの内容、所在地、取得できる資格、就職実績、授業料などの基本的なことだと思っていいでしょう。
ベスト進学ネットだけでも1300校以上も学校が掲載されています。インターネットならたくさんの情報も効率よく見ることができますが、より詳しい情報を確認したり、気になる部分にマーカーを塗ったりすることはできません。様々な学校の情報を見ていき、気になる学校があったらパンフレットを取り寄せてみることをおすすめします。
全ての学校のパンフレットを自宅に請求することは大変なので、詳しく知りたい、あるいは気になるという学校を5〜10校くらい見つけて、その学校のパンフレットを取り寄せましょう。
ベスト進学ネットの利用データでは2〜3校程度を取り寄せている人が多いのですが、大事な進路を決めるにはちょっと少ないと思います。「わたしはこの学校へ行くと決めているので他は必要ない!」などと思いがちですが、少しでも気になる学校があれば、取り寄せてみましょう。
いろんな学校を比較すると、あなたにぴったりの学校が他に見つかるかもしれませんよ。大事な進路ですから、できるだけ広い選択肢から選びたいですよね。
実際にパンフを取り寄せた高校生のみなさんの感想を紹介します。
大切な進学先を選ぶ上で、パンフを取り寄せて良かったという声が多いようです。
さきほどもお伝えしたとおり、インターネットの学校情報は、学校選びをしている人にとって入り口となるような情報となります。就職実績などは、インターネットには最新1年分しか書いていないけれど、パンフレットには数年分が詳しく掲載されているような場合もあります。
また、パンフレットのメリットとしては、写真が鮮明で美しいうえにサイズも大きいということが挙げられます。インターネットでは分からなかったような、実技を行う設備の様子、キャンパスの風景、学校周辺の環境などをリアルに感じることができるでしょう。
個人情報保護の関係でインターネット上にアップすることが難しい「在校生の座談会コラム」「先輩方の就職活動インタビュー」などのページがあるようなことも多いです。
インターネットの情報を見ているだけでも、なんだか学校のことがわかったような気になってきますが、実はもっと詳しい情報がパンフレットにあるのです。インターネットの情報で満足するのではなく、気になる学校のパンフレットを取り寄せてみましょう。