骨の名称や人体構造など、柔道整復について学ぶための土台を固めながら、解剖学、生理学といった基礎を徹底的に身につけます。大切なのは、症状や疾患を丸暗記するのでなく、なぜそうなるのか、理論から理解すること。確かな知識が適切な治療につながっていきます。
足首の痛み一つでも、捻挫か骨折か、当てはまる疾患はさまざまです。応用力とは、患者さんの訴えや症状に対して、知識をもとにシミュレーションし、診断する力のこと。学んだ知識をしっかり活用できるよう、実技の授業では、触診での力の入れ方なども手取り足取り教えます。
例えば、テーピングを巻く場合。現場では、患者さんの体型や生活習慣、癖などを考慮した上でアレンジする必要が出てきます。その判断や技術こそ、臨床力といわれるもの。本校では資格取得の知識だけでなく、多種多様な実習経験により、柔軟に対応できる臨床技能を養います。
実績とノウハウが詰まったテキストによる「国家試験対策講座」、他校と連携し、より客観的に実力をチェックできる「実力試験」など、実践形式の学びを通して、合格のための基礎力を高めていきます。