大阪航空専門学校の荒木 真美先生に聞いてみました!
航空整備士はどんな仕事をするのですか?
航空整備士とは空港等で航空機の整備、点検作業を行う業務のことです。整備士の仕事には、@フライト前後に航空機の整備点検を行うライン整備、A長時間フライトした航空機を格納庫に格納して細かく整備作業を行うドック整備、B航空機から取り卸した、機体装備品、電気装備品、エンジンなどの精密な点検・整備を行うショップ整備があります。
航空整備士になるために、どんな知識が必要ですか?
航空従事者技能証明(国家資格)を取得するためには、航空機整備に関連する工具・計測機器の正しい使い方の基本技術と、航空力学・航空機材料・航空機構造・電気電子の基礎・航空機装備品・エンジン等の専門知識が必要です。また整備士の細かな整備確認作業が空を移動する人命を守り、航空業界を支えているという、責任感と判断力も必要になってきます。
大阪航空専門学校ではどんな勉強をしますか?
1年生は主に教室での座学を中心に航空機の基本的な仕組みや構造、工具の使用方法、航空法規などを勉強しています。2年生になると実習科目が増え、実機を使用した機体実習や実際に航空機に損傷がおきたことを想定した構造修理などの実習を行います。専門科目の他にも、英語やSPIなど就職活動に役立つ一般科目の授業も行っています。
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