名古屋医健スポーツ専門学校の嶋田 征矢先生に聞いてみました!
柔道整復師はどんな仕事ですか?
柔道整復師とは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などのケガに対して、手術や薬ではなく診察・徒手検査・整復・固定・手技療法・物理療法などの技術を駆使し、人間の持つ治癒力を最大限に引き出して、施術を行います。
ケガをした直後から日常生活に戻るまでをサポートする国家資格です。 柔道整復師のやりがいや魅力は何ですか?
ケガは誰しも自分の意思でするものではありません。
ケガによって日常生活にも支障をきたし、ケガをした部分の痛みはもちろんですが、精神的苦痛も感じます。 自分が行った施術により、ケガが治癒していく過程を間近で見ることができ、次第に患者さんの表情が明るくなっていくことにやりがいを感じます。 ケガに対して対処できることが最大の魅力でもあります。 学校ではどんな勉強をしますか?
柔道整復師は人の体に触れる職業なので、解剖学や生理学などの科目で人体の構造を学び、一般的な病気や医療人として必要な倫理観も学んでいきます。
専門的な分野では、理論でケガについての知識を深め、実技で骨折・脱臼の治し方や、包帯・テーピングなどで固定方法を実践します。 また、国家試験対策として、模擬試験も定期的に実施し資格取得の意識を高めています。
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