自動車整備士は、お客様が安全で快適に自動車を使えるように点検整備や修理などを行っています。まさに自動車のお医者様と言えるでしょう。自動車整備士の資格には一級、二級、三級があります。整備士として働いている人の大部分が、二級以上の資格を持っており、現在では女性整備士の活躍の場も広がっています。
自動車を整備する事業者は、法令により自動車整備士資格者を一定割合雇用しなくてはなりません。仕事をする上でとても大切な資格です。

自動車は私たちの生活の必需品です。ガソリンが値上がりしても、自動車は更に低燃費な車へと進化を続けます。環境技術、安全性、快適性などに最先端の技術が使われていますので、整備士には、それらに対応できる知識と技能が求められています。
また、自動車整備士には、故障した部分を修理するだけでなく、お客様とコミュニケーションを取りながら、より適切な整備対応と、丁寧なアドバイスができることも大切なことです。

実習と座学を通してエンジン、シャシ、電気装置、故障の診断方法など二級自動車整備士に必要な全ての技術と知識を学びます。　また最新の自動車技術、就職後に必要な社会人マナー、パソコン操作なども学びます。
専攻科では一級自動車整備士を目指し、最新の電子制御技術に対応した、より高度で実践的な整備技術を修得します。