名古屋平成看護医療専門学校の平井 秀征先生に聞いてみました!
柔道整復師のやりがいや魅力は何ですか?
やりがいは、けがの痛みなどに対し、治癒に必要な施術やリハビリなどが行えることです。
また、予期なく起こったけがに対応する力などを現場で求められることも、やりがいの一つだと考えています。 魅力は、患者様から『ありがとう』とお言葉をいただけることです。 他にも、接骨院へ来院していただいた方だけでなく、高齢者の方へ体操教室を開催したり、中学生・高校生のアスリートにトレーナーとして関わるなど、さまざまな年代の方にサポート活動ができることに魅力を感じています。 柔道整復師の活躍の場は?
接骨院、病院や診療所、スポーツ現場、介護施設などが主な活躍の場所です。
すこし前までは、接骨院や病院・診療所のスタッフとして活躍される方が多くいらっしゃいました。 しかし現在は、スポーツ現場のトレーナーや介護施設のスタッフとしても活躍するなど、『医療』『スポーツ』『福祉』と柔道整復師の活躍の場は多岐に広がりを見せています。 学校では、どんなことを学びますか?
名古屋平成の柔道整復学科の授業は「座学」「実技」「臨地実習」が基本の勉強になります。
座学では、身体の仕組みや働き、骨折・脱臼・捻挫・挫傷などに対するけがの手当てなど、基礎的なことをしっかり学びます。 実技では、1年次は包帯・テーピング、2年次は各種検査法や各損傷に対しての固定法、3年次は国家資格取得に向けて実技の習得を行います。 臨地実習では、1年次から医療人としてのマナーを学び、現場を知ることで基礎を固めます。 2年次は臨床現場でしか体験できないことを外傷や患者様への対応で学び、3年次はより専門的に柔道整復師の業務について学習します。
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