国際医療福祉大学の林 和美先生に聞いてみました!
具体的な仕事の内容を教えてください。
「社会福祉士」は、身体上若しくは精神上の障害または環境上の理由により、日常生活を営むのに支障がある人たちの福祉に関する相談に応じ、助言・指導その他の援助を行う専門職の国家資格です。わかりやすく説明すれば、利用者の生活ニーズに対して専門的な援助技術を駆使して解決する「福祉の弁護士」ということができます。
人気上昇の資格ですが、どんなことが期待されていますか?
「社会福祉士」は、子どもからお年寄りまで全ての人を対象にしています。特に近年はボーダレス時代と言われ、社会福祉の制度やサービスを誰もが活用して生活していくことが増えています。そこで「社会福祉士」は、その利用者個々の状況に応じて、必要な社会資源(制度・サービス・ひと)を適切に結びつけるとともに、地域開発や関係機関や団体のネットワーキングの担い手として期待されています。
国際医療福祉大学 ではどんな勉強をしますか?
「社会福祉士」の受験に必要な指定科目の履修はもちろんですが、対人援助には崇高な人間理解と共感が求められます。したがって「人間とは何か」、「生活とは何か」といったことを演習や社会福祉援助技術現場実習を通して具体的に学ぶことになります。
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