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注目を集めているお仕事特集
> 作業療法士
作業療法士は、厚生労働大臣が認定する国家資格です。
英語ではOccupational Therapistと言い、OTと略されます。
作業療法士の仕事内容は、医師の指示のもと、身体が不自由な人や精神に障害がある人に対して、手芸・編み物・音楽演奏などの作業活動を通して訓練などを行い、患者が社会復帰できるようにサポートすることです。
高齢社会の進む現在、ますます社会的ニーズが高まっています。
作業療法士の活躍の場は様々で、病院、福祉施設、介護施設、保健所などがあります。患者さんは主に病気やケガで障害を抱えている人と高齢者です。
日本では2025年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者になり、4人に1人が後期高齢者という超高齢社会にさしかかります。医師の指示のもと、高齢者の健康管理や身体機能の保持、増進を行う作業療法士の需要はますます高まっていくことでしょう。
作業療法士の平均年収は343.5万円です。(参考:人事院平成28年職種別民間給与実態調査)作業療法士は初任給が一般的なサラリーマンに比べて高めです。管理職についた場合は手当がつく分、お給料は高くなります。また、施設の規模や手当によってもお給料の額は異なってきます。
作業療法士になるには、高等学校卒業後、文部科学大臣指定、厚生労働大臣指定の養成施設に3年以上通い、作業療法士の国家試験に合格する必要があります。
試験に合格すれば作業療法士を名乗ることができ、作業療法士として総合病院や精神神経科専門病院、リハビリテーションセンター、保健所などで活躍できます。
平成29年2月27日(月)に行われた、第52回作業療法士国家試験の合格率は83.7%でした。(受験者数5,983名、合格者数5,007名)しっかり勉強すれば合格できる資格といえます。
参考:厚生労働省 平成29年国家試験合格発表
現状では患者に対し十分なリハビリが提供できていない施設もあり、2025年の超高齢社会に向けて増員を検討しているところも少なくないようです。
参考:厚生労働省 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士需給調査
作業療法士に興味がある方はこちら
作業療法士って?
⇒平成リハビリテーション専門学校の細川 雄平先生に作業療法士について聞きました!
⇒東京YMCA医療福祉専門学校の温井 恵先生に作業療法士について聞きました!
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